挨拶 ページ12
藤井side
あっという間に最終日、最終公演。
ラスト曲前の挨拶、みんなの挨拶聞くとめっちゃ感動してしまって泣きそうになんねんな。
やから、これまでは右から左に受け流すスタイルできてたんやけど、最後くらいはちゃんと聞こう思て
聞いてた。
自分らで言うのもアレやけど、本当に俺達は色々あって、本当は嬉しいデビュー決定も最初は悪魔でしかない。だからこそ、ここに立てていることが奇跡で周りの人には感謝でしかないねん。
それはみんな一緒の思いで、、、
やっぱ受け流すべきやったな、
アカン、泣きそうや。
「今日は本当にありがとうございました。
、、えー。なんか挨拶聞いてたら泣きそうになったんで、空気違うかもしれへんけど、聞いていいですか? 、、今日楽しかったですか?」
ジャス民「「「イェーーーイ!!!!」」」
思っとったよりも大きな声でみんなが返事してくれて、、、
「、、っ、、、泣」
中「おぉい、珍しいな、、」
仕事で俺は泣いたことない。
けど、やっぱり嬉しいんや。
いろいろあって、1度は諦めかけて、でも諦めきれなくて。やっと掴んだジャニーズWESTとしてのデビュー。でもそれは8人やなくて。俺達が望んでいたのは8人でのデビューで。
"俺達8人がジャニーズWESTです!"
って言えるまで本当に長かった。
今8人でジャニーズWESTとしてここに立てるのは
ホンマに奇跡。
「あー。ちょっと待ってな、、、」
泣いてちゃダメだ。
涙を拭いて、感謝を伝えよう。
240人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らら | 作成日時:2019年8月26日 21時