和也side ページ10
カーブミラーのずっと奥の方。
ジッと立ち止まってる…
顔まではよく見えないけど、
黒っぽい服装で、多分男の人…
…別にたまたまそこにいたのかもしれない。
でも…
あの人…こっちを見てる…？
慌てて目をそらしたものの、下を向いたまま
固まってしまう。
こわい…っ
「和…？」
潤くんの心配そうに僕の名前を呼ぶ声に、
ハッと我に返った。
「あっ！ご、ごめん潤くん！
何でもない！！」
「…やっぱ、早く帰って今日はもう休もう？
久々にこんなに外いたから、体がまだ
慣れてないんだよ。」
潤くんに慌てて駆け寄ると、優しい潤くんに
さっとバックをとりあげられた。
「あっ、いいよ潤くん！
僕、持てるよ？？」
「いいから。ちゃんと前見て歩け？
…どこにもぶつからないように俺がおんぶして
やってもいいけど？笑」
なんとかバックを取り戻そうと一生懸命手を
伸ばすんだけど…
…うぅっ、潤くん、身長高いんだもん…泣
ぜんっぜん、届かない涙
「お、おんぶはしてもらわなくても
ちゃんと歩けるよ！」
「はいはい笑
ほら、行くぞ？」
そう言うと潤くんはニコッとイケメンスマイルで
微笑みかけながら空いてる方の手を差し出した///
「うー…
…ありがと、潤くん…///」
くっそー…僕の方がほんとはお兄ちゃんなのに、
潤くんてばイケメンすぎるんだもん…///
潤くんの手をギュッと握ると、
さっきの黒い服のあの人のこともいつの間にか
忘れてしまっていた。
…まさか、これが僕がすべてを知ることになる
始まりだなんて、
このときは全く気付いていなかった。
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ララ(プロフ) - 海理さん» 海理さん、雨ノチ晴れに続きこちらでもコメントしていただいて本当にありがとうございます！(^^)私の書いた作品で泣いてくれる人がいるなんて、嬉しすぎます…(T ^ T)コメントとても嬉しいです(*^^*)これからもよろしくお願いします(o^^o) (2016年8月15日 20時) (
レス) id: 823e8bb9d1 (このIDを非表示/違反報告)
海理 - めっちゃいいです。毎回泣いてます(ﾉд-｡) (2016年8月15日 19時) (レス) id: 9f87a1450f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ララ
| 作成日時：2016年7月11日 20時
