和也side ページ14
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう…
潤くんと2人で黙って歩く道が、
こんなに気まずいのは初めてだった。
…ほんとは、斗真と約束なんてしていない。
だから、待ち合わせ場所だっていったところに
行ったって誰もいない。
早く、早く、ごめんねって…
…ウソついてごめんって、言わなきゃ…
そう思ってるのに、僕の口は縫い付けられたかのように動かない。
誰もいもしない”待ち合わせ場所”に向かって
僕の足は勝手に動いてしまう。
その時、ずっと握られたままだった手がクンッと
後ろに引っ張られた。
…潤くんが立ち止まったことによって。
「…和。
…ほんとはさ、昨日もそうだけど…
…斗真と約束なんてしてないんだろ？」
そう言い切った潤くんは、ジッと僕を見る。
潤くんのまっすぐな瞳から目を離せない。
…離させてくれない。
「………
…ごめん、じゅんく」
「怒ってない。
…謝んなくていいから。
…でも、教えてほしい。
……和、何かあるんだろ？
…俺には言いたくないことなのかもしれない。
だったら。
俺じゃなくてもいいから。
…誰か、
…さとにぃでも、まさにぃでも、翔にぃでも
いいから、俺たちに相談してくれよ？
…和のこと、みんな心配してる。
俺たちは和が大切だから。
…だから、今の和は放っておけない。」
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ララ(プロフ) - 海理さん» 海理さん、雨ノチ晴れに続きこちらでもコメントしていただいて本当にありがとうございます！(^^)私の書いた作品で泣いてくれる人がいるなんて、嬉しすぎます…(T ^ T)コメントとても嬉しいです(*^^*)これからもよろしくお願いします(o^^o) (2016年8月15日 20時) (
レス) id: 823e8bb9d1 (このIDを非表示/違反報告)
海理 - めっちゃいいです。毎回泣いてます(ﾉд-｡) (2016年8月15日 19時) (レス) id: 9f87a1450f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ララ
| 作成日時：2016年7月11日 20時
