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僕と、智と、雅紀と、潤。
みんなで頭をくっつけて、
わっかになるの。


「「「「せーの…

さいしょはぐっ!じゃんけんポッ!!」」」」



僕は勢いよくパーを出した。




「ああぁ〜!!」

「だから雅紀、声おっきぃってば!」

「ちぇー…さとも和にぃ起こしたかったぁ……」



3人とも出したのは、グー。



「やったぁっ!!!!
じゃあ僕、和にぃ起こしてくるねっ!」



やった!!!
僕が和にぃを起こせるっ!!!


二宮家の家訓は、皆平等じゃんけんいっぱつなんだよ♪

だから、潤も雅紀も智も、しょんぼりしてクラッカーに手を伸ばした。


僕はそーーっと、扉の前に忍びよって、つっかえ棒を外した。




いっかい、振り向いたら皆もうクラッカーを構えてて、準備はバッチリ。


深く息を吸って扉に手をかける。





和にぃもう起きてるかな?

それともまだ寝てるかな?




和にぃ…喜んでくれるかな…??

3→←和にぃのお誕生日



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作者名:ララ | 作成日時:2017年6月18日 1時

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