甘くて、辛くて、酸っぱくて -GENERATIONS短編-

いじわる　Hayato.K ページ7

最近、思うこと。






　隼がコーヒーばかりの件について。






　今日も私が家に来てるのに、ガリガリガリガリ






「隼ー! ねー こっち来てよー!!」






隼「あー ごめん! 後でするからそこおいといてー」






いやいやいや。隼さん? 話、噛み合ってませんよ? もう怒った。いじわるしちゃえ






「横浜流星くん、ほんとカッコいいわー」






隼「え?」






　お! 反応してる!! もう、いっちょ。







「どこかの金髪と比べたら、イケメンすぎ」






おーおー、固まってる固まってる! もう一息!






「もう、流星くん好き!」






これでどうだって、隼の方を見ようとしたら






隼の匂いに包まれてた






隼「流星君がそんなに好き?」






すごく悲しそうな目で見られて、もういじわるできないよ。






「ううん。 だって隼がコーヒーばっかでわたしに構ってくれないから」






隼「え? コーヒーにやきもちしてくれたん?」






「そっそんなことない! んっ」






隼から降ってくる甘いキス






隼「俺はAじゃないと無理だし、他の男見てるとか耐えれない」






コツンと二人でおでこをつける。 前髪がくすぐったい。






「私も隼じゃないと無理だし、コーヒーばっかじゃ耐えれない」






隼「ふふっ 好きだよ」






「コーヒーより?」






隼「Aより、おいしいものなんてないの」






「えっ。 待って。 それって」






隼「たべていい? Aのこと? 」ニヤリ






「却下」






隼「うえええー 何でーーー」









「 でも、今度いじわるしたら、くうからな? 」









fin.

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