関西B少女 (ページ2)

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2012年にKin Kanとなにわ皇子が6人組ユニット『なにきん』としてファンに親しまれていた。

なにきん結成1年目まではよかった。

しかし──

Kin Kanの平野紫耀、なにわ皇子の永瀬廉、東Aの３人が東京での仕事を貰うことが多くなってきたため、ファンの間では3人が東京に抜かれてしまうのではないか、そんな噂が流れた。

3人と共に東京で活動していたのはジャニーズJr.の高橋海人。

まいジャニコンサートなどでの司会は基本Kin Kanの向井康二だったがジャニーズWESTがデビューした後の関西ジャニーズJr.による松竹座では永瀬廉、東Aがメインで平野紫耀がその次という感じになった。

辛かったのはファンだけではない。

彼らなにきんも辛かったのだ。

そんな時、Kin Kanの金内柊真が突然ジャニーズ事務所を退所した。

その事を事前に知っていた人物は1人。

それは─────────

東A

そう、貴方だけが知っていた。

いや、知ってはいなかった。

ただ感じていた

理由？

それは柊真が貴方に相談していたから。

金「俺、Kin Kan、なにきんとしてデビューする以外にもう1個夢あんねん」

貴「何？」

金「美容師。ずっと憧れててんな。俺らってめっちゃ美容師さんにお世話なってるやん？それでカッコええなー！って思ってん」

貴「ふーん、で、ほんまにしたいん？」

金「まだちょっと悩んでる」

貴「そ、いつでも相談乗るから抱え込んで仕事に影響あたえんなよ」

金「うん、ありがとう」

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