研究日誌No.3 記録者 緑谷 ページ5
試験が終わると、腕を折っている僕は、手錠をつけた人に担がれてリカバリーガールの所へ来た。
「あ、先生、お疲れ様ー……って、先生、危害は加えない話じゃないんスか」
危害は加えない……？
この人は危険な人には見えないけど…
手錠に関係あるのかな？
知り合い、それも弟子っぽい人が例の人に僕を指差しながら言う。
しばらくすると、どこかで見たことある人もきた。
どんなヒーローだっけ……？
「おい、受験者に危害は加えない話だが？」
「ちょっと待ってください、二人とも私がそんな人間に見えてるんですか！？
……と言いたいですが、見えてるんでしょうね、その言い草だと。」
「よくわかったな」
「よくわかったッスね」
「彼は腕折ってるんで連れてきただけです。寧ろ人助けですよ」
……なんだか漫才みたいだ！？
そんなことを考えていると唐突に声が掛けられた。
「君は腕が折れているんですから治療してもらってください。あと、血液もらっても？」
「アンタ怪我人によくそんなこと言えるさね」
リカバリーガールはそういうといきなりキスをしてきた。
なんだこれ、とても疲れる……！
「ほれ、ハリボーお食べ」
「そんな糖分と添加物の塊よりセミやシロアリ食べた方がよっぽど健康的ですよ。あ、イナゴも良いです」
この人は天然なのかな？
普通は出てこない発想ばかりだ。こんな癖のある人なら覚えているはずなんだけどな。
「あの、お名前を、教えてください。ヒーロー名はなんていうんですか…？」
その人はニッコリ笑うと言った。
「それは君が入学出来たら教えます。相澤さん、そこは別に良いですよね？」
「ハァ………」
結局、その後僕はやんわり追い返された。
＿ ＿ ＿ ＿
それから、僕の家には合格通知が届いた。
オールマイトが雄英に勤めることになったらしい。
そして、僕は………
合格だった。
僕は4月から雄英生だ！！
研究日誌No.4 記録者 主任→←研究日誌No.2 記録者 緑谷
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エマックス(プロフ) - はじめまして！とっても面白くて、助手くんのキャラがとっても好きです！更新頑張ってください！ (2018年8月17日 22時) (
レス) id: 9d24ff7a93 (このIDを非表示/違反報告)
ラップ - ヒガンさん» どうしましょう...他の方の意見も伺いたいですね... (2018年7月23日 20時) (レス) id: 04f5687d72 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガン - 更新お疲れ様です！BLいいかもですね…。 (2018年7月23日 20時) (レス) id: 6f8fa6537f (このIDを非表示/違反報告)
ラップ - すいません…。パスワードを忘れてしまいました…。編集できません。頑張って思いだしますのでその時は更新大量にします。 (2018年6月10日 12時) (レス) id: bda08fea82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - すっごく面白いです！！頑張ってください！あと、bl 希望です！！ (2018年5月30日 22時) (レス) id: 667d6f281e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラップ | 作成日時：2018年4月21日 19時
