研究日誌No.16 記録者 なし ページ18
ガッ！！
大きな音が響き、叩き落とされる敵。
それを冷たい目で見ている助手。
「何先生に怪我させようとしてんスか。自分の親とも言える人なんスよ？」
『親』
その単語に首をかしげるA組の生徒達。
何故なら親と言うには助手とAはあまりにも似ていない。
黒い髪。
明るい茶髪。
黒いつり目。
緑色の、つり目でなければたれ目でもない平行な目。
平均に届かない低めの身長。
頭一つ抜けたような身長。
まるで似ていない。しかし、親と言った。
考えようとする生徒達の前に、黒い靄が広がる。
「こんにちは。私は敵連合の黒霧と申します。
この度雄英高校に侵入したのは
平和の象徴オールマイトに息絶えてもらいたいと思いまして」
そういうと靄……ゲートが広がり、生徒達を包み込む。
そしてそこからは、
飲み込まれた生徒達が消えていた。
「どっか行ったッスね」
「そうですね。何処え行ったんでしょうか」
「おいおい、ずいぶん呑気な会話してるなぁ、科学者さん？
お前さ、
・・・・・・・・・・・・・・・
拾った無個性の子供の体いじって個性以上の力を出せる怪物を作ったんだろ？
敵の間じゃ、かなり有名だぜ？」
「そうなんですか、それについては初耳です。
それと、
私の最高傑作に文句つけないでくださいよ。拾って育てたんですよ？子供の陰口聞いてる気分です。よくわかりませんが。」
Aがそういうと、助手が死柄木に向かって近くに落ちていた瓦礫を投げる。
それは、人が投げたとは思えないようなスピードで飛んでいく。
が、死柄木に当たる事はなく、現れた脳無によって止められた。
「はは、個性以上、ってのはガチなんだな。
ただ、脳無には勝てるかな？」
「いろいろ喋ってた割りには知らないんスね。
そんなこと、当たり前ッスよ。個性以上だし、そんなあーあー言ってるだけの生命体と一緒にしないで欲しいッス。
先生が作ったんスから。」
そう答えると、助手は脳無に向かって走り出した。
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エマックス(プロフ) - はじめまして！とっても面白くて、助手くんのキャラがとっても好きです！更新頑張ってください！ (2018年8月17日 22時) (
レス) id: 9d24ff7a93 (このIDを非表示/違反報告)
ラップ - ヒガンさん» どうしましょう...他の方の意見も伺いたいですね... (2018年7月23日 20時) (レス) id: 04f5687d72 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガン - 更新お疲れ様です！BLいいかもですね…。 (2018年7月23日 20時) (レス) id: 6f8fa6537f (このIDを非表示/違反報告)
ラップ - すいません…。パスワードを忘れてしまいました…。編集できません。頑張って思いだしますのでその時は更新大量にします。 (2018年6月10日 12時) (レス) id: bda08fea82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - すっごく面白いです！！頑張ってください！あと、bl 希望です！！ (2018年5月30日 22時) (レス) id: 667d6f281e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラップ | 作成日時：2018年4月21日 19時
