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ろーか ページ49
メ「盗み聞きなんて人が悪いわね」
Aの部屋へと戻って来たメリーヴェは、アイマスクを付け障子に背中を預け立っている沖田を見て言った。
普段の彼女を知っている者なら人違いだと思うだろう。
それほどにその顔は険しかった。
そんなメリーヴェを、沖田はアイマスクを少し持ち上げて一瞥し言う。
総「そっちこそ人が悪いねィ。
何の話かあんた、知ってんだろィ」
メ「そうなの。
だから私は、友達がショックを受けても何もしてあげられないの」
総「そうかい。
・・・俺もでさァ。
だから俺は、惚れた女の隣に寄り添うこともできねェ」
声を震わせながらそう言った沖田は、アイマスクの下で一体どんな顔をしていたのだろうか。
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「ビビってんですかィ?」
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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年12月20日 14時