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おきたさんのおへや ページ42
沖田は満更でもなかった。
普段は苗字+さん付けという他人行儀と行っても過言ではないような呼び方でしか呼ばないAが、
その澄んだ声で�狒躙膈瓩伴�分を呼ぶ。
嬉しくない筈がない。
｢そーごー！どこ、行ってたの？｣
ちょっと厠へ立っただけで、まるで漫画かアニメのようにうるうるした目で飛んでくる。
その姿は小さな子犬みたいで。
総｢安心しなせェ、どこにも行ったりしねェ｣
そう言ってそっと頭を撫でてやると、嬉しそうに目を細めて。
ほら、やっぱり子犬みてェ。
薬のせいでこうなっているだけで、本来こんなこと思ってはいけないのに。
･･･癖にならァ
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｢ビビってんですかィ？｣
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作者名：あおいひつじ | 作成日時：2019年12月20日 14時
