真選組女中！御用改めである！！【沖田総悟】(5) (ページ41)

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わたしのおへやページ41

総｢なるほど、惚れ薬ですかィ｣

三人の説明を受けポンっと手を付く沖田。

メ｢悪用しそうな顔してますね｣

心做しか楽しそうに見えるその顔に、メリーヴェは苦笑しながら言う。

総｢何言ってんでィ、薬なんか使うより調教するのがよっぽど楽しいですぜィ｣

十｢こりゃもっとダメだ｣

そんなメリーヴェに史上最凶のラスボスのようなゲス顔で言った沖田を見て、土方はため息をついた。

もっとも、そんな事を言いつつもAに対しては一切その様な事をしないのは三人共知っていたのだが。

勲｢ところで薬の効果が切れるのはいつ頃になるだろうか。

･･･明後日頃にちょっとした捕物(とりもの)もあることだし｣

メ｢さあ･･･個人差が激しいので私には分かりかねます｣

そうやって四人が会話している中Aは沖田の隣にくっついて座ったまま一人で百面相をしている。

赤くなっては青くなって、ふわっと笑って見せたかと思えばすぐぼろぼろと涙を零す。

しばらくそんなことを繰り返していたが、いきなり沖田に抱き着いた。

普段のAを知る全員が急な展開にギョッと目を見開く。

総｢･･･薬一つでこれたァ、なかなか恐ろしいもんでさァ｣

しばらくして、ほんのり耳を赤くしポツリと沖田が呟いた。