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わたしのおへや ページ32
総「何だ、嫉妬かィ」
少しずつ落ち着いて来た沖田さんが言った。
「違います!」
慌てて言い返す。
まあ、違わないのだけれど。
ふうん、とか言って沖田さんがニヤニヤしだした。
「だから違いますって」
総「そうですかィ」
「ええそうで・・・うっ
・・・辛っ!!」
沖田さんに無理やり口にチョコをねじ込まれる。
一瞬フリーズしてしまったけど、すぐに辛みによって意識が引き戻される。
「み、水・・・」
先程汲んできた水を飲み干した。
沖田さんは目の前でケラケラと笑っている。
「ハァ・・・空気が甘い・・・」
「Sは執念深いんでさァ。
今はまだこのくらいだけど、ホワイトデーには覚悟してくだせェ」
余程根に持っているのか、いつに無く真剣な顔で言う。
沖田さん、それはホワイトデー期待してもいいってことですか・・・?
なんてことを思いながら、私は言った。
「バレンタインのチョコを贈り主に返すなんてどうかと思いますが」
ラッキーアイテム
「ビビってんですかィ?」
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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年12月20日 14時