真選組女中！御用改めである！！【沖田総悟】(5)

びょーいん ページ19

総｢･･･何してんでィ｣


｢･･･｣

黙って頬をつねっていると、不審そうな目で沖田さんが聞いてきた。

段々痛みが増して来て、ほんのり涙が滲む。

｢また変な夢でも見てるんじゃないかと思いまして｣

総｢また･･･？｣

まだ釈然としない顔だけど、沖田さんはふーんと頷いた。

手を離したけれど、まだ頬がじんじんする。


それきり、なんて言えばいいのかも分からず、お互いに黙ったまま床や天井を見つめていると。

ノックの音と共に、優しそうなナースさんが顔を出す。

｢あ、やっぱりこちらにいらしたんですね。

病室にいなかったから、ここなんじゃないかと思って｣

ニコニコ笑いながらそう言われた。

どうやら、見透かされてたらしい。

少し恥ずかしくなって下を向くと、明るい声が耳に届いた。


｢じょちゅーさん！！｣

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｢ビビってんですかィ？｣

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