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よし。よし。心を落ち着けろ。
そう。
今日は。
ろんさんと。
会える日。
そうだ。
この前のDMで、返信をもらえて、その結果、住んでいる所が近いのもあり、カフェで直接会って打ち合わせをすることになったのだ。
それで今、駅をさまよってる。
念には念をいれて、今日髪の毛黒くしてみた。
美容院に行って、髪色チェンジできるようにしてもらえたの!
で、一応身バレを防ぐために黒くしといたってわけ。
あ、あの人かな。
『えっと…すみません、ろんさん、で間違いないですか?』
「あ、はい…!karさん、ですか?」
『はい!そうです!こんな所でもあれですし、移動しましょっか?』
「そうですね!」
ヤバい。
今、必死に興奮抑えてるけど、多分発狂するレベル。
やっば。声めっちゃ可愛い。アニメ声みたいな感じなんだけど、媚びてないから、純粋に可愛いの。
語彙力のなさにちょっと悲しくなってくる。
『あ、えっと、改めまして、karと申します…!ほんっとうに、ありがとうございます!僕みたいな底辺の歌い手とのコラボを承諾してくださって!』
そう言って、頭を下げる。
なんか頭下げたくなるからね←
「いやいや!私なんて、そんな価値に相当するような者ではないので!
今回の話、私もものすごく嬉しかったです!度々karさんの動画、拝見させていただいていたので!」
『それは恐縮です…!僕なんかの歌でろんさんの耳が狂ってしまわなかったかとものすごく心配です…』
「いや!karさんの歌声、とってもすてきでしたよ!
って言うか…敬語、止めませんか?ちょっと慣れないもので…お友だち?にもなりたいし…」
『はい!是非!友達!なりたい!ろんさん!』
「切り替え早いなwwwさん付けなくて大丈夫だよ」
『うん!ろん!僕、女性の歌い手さん、友達いなかったの!全くおかしいよね、僕これでも女子なのにさ、』
「えっ!?女の子、だったの?」
『う、うん。まず僕のこと見た人は男だって思うんだよね。なんでだと思う?』
「ん〜、そりゃkarがカッコよくて、背が高くて、イケメンで、声が中性的だからじゃない?」
『え〜!そんなことないよwww』
「それがあるんだよね〜」
そんなこんなで、すっかり仲良くなった僕とろん。
女の子の歌い手友達、初めてだぁ!
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どうも、らぴらずです!
テスト終わった瞬間に更新遅くなる人がどこにいるんだって話ですよ。
あ、ここにいた()
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レイ - 今日も面白すぎですww 次回も楽しみにしてます! (2018年10月15日 18時) (レス) id: ad7c8b27a1 (このIDを非表示/違反報告)
しー - 面白いです!!! まふまふさんとろんさんの関係気になります... (2018年9月30日 21時) (レス) id: 46c6f8cd6c (このIDを非表示/違反報告)
らぴらず(プロフ) - シリアルスカーレットさん» コメントありがとうございます!「とても」をつけてくださった辺りものすごく心に来てます…! (2018年9月20日 19時) (レス) id: e59d02bf0b (このIDを非表示/違反報告)
らぴらず(プロフ) - アルメさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけていただけて嬉しいです! (2018年9月20日 19時) (レス) id: e59d02bf0b (このIDを非表示/違反報告)
らぴらず(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます!更新がんばります! (2018年9月20日 19時) (レス) id: e59d02bf0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぴらず | 作成日時:2018年9月8日 19時