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な 「めっさ歌うで〜!」

はい、こちら、なつめの第一声です。
ご覧の通り、非常にテンションが上がっております。お取り扱いに注意してください。


『なつめ。まず自己紹介しよーよ。』

な 「あ、そーやった!つっきーのこと、知らないだもんな!」

? 「いーよ、別に。こいつらのこと知る必要ないじゃん。」

え、なにこの人。めっちゃ冷たいやん。


な 「つっきー冷たいな〜。そんなこと言わんで!」

? 「お前らからやって。」

そう言って私と奏の方を見るなつめの友達。


な 「もうつっきー…えっと、こっちのかわゆい子が私の妹の白石A。で、あっちの爽やかイケメンが椎名奏。二人とも歌、うまいんよな〜あ、でもAは耳がちょっと悪いんよね〜」

『一番気にしてること言わないでよ!』

そう。私は耳が悪い。それも結構。


? 「ふーん。」

興味なさそーな反応すな。こっちが悲しくなります…

? 「俺は天宮翔太。大学1年。歌が好き。」

挨拶でもするか。

『よろしくお願いします、天宮さん。今日1日限りの付き合いとなると思いますが。』

そう言うと、クスッと笑う天宮さん。よく見たらこの人イケメン。

天 「くろ。こいつなかなか面白いじゃん。気に入ったかも。」
くろ?


な 「あ、あーー。気にせんといて。」

なつめは天宮さんになにか耳打ちする。なんだろ。

な 「にしてもよかったやん。つっきーが気に入るなんてあんまないし。」

天 「まだ決まってないから。」

釘を刺すように天宮さんが言う。
ふーん。なんとなく想像つくわ。あんま人のこと信頼しなさそう。


な 「よーし!歌うか!」

そう言ってなつめが選んだのは《ボクとアリスのワンダーランド》。
Alice in wonderland〜♪
いーよね〜。天宮さんも、穏やかに聞く。

奏 「次僕歌う!」

そう言うとやっと興味を示したような天宮さん。奏をじっと見ている。

天 「奏くん、だっけ?歌、うまいんだよね。じゃあ、《マトリョシカ》、歌ってよ。」

挑戦的に笑う天宮さん。奏はそれに便乗したような笑みを浮かべて。

奏 「リクエスト、ですか。もちろん、歌わせていただきます!」


もっといっぱい舞って頂戴〜♪

さすが奏。声が伸びやかに、かつ力強く、響く。それを聞いた天宮さんも感心していて。

な 「つっきーも歌ってや!」

ところが、天宮さんは首を横に振って。


天 「え、なつめの妹も歌ってよ。俺、聞きたい。」

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ウサッキー(プロフ) - 小4で、身長が135cm!?私は中1で、132cmなのに…負けた… (2019年7月22日 20時) (レス) id: 13b658b6da (このIDを非表示/違反報告)
もかゆう - 凄く面白いです!訳あってお気に入りは出来ませんが、星とコメントをさせて頂きます! (2019年1月24日 19時) (レス) id: 8705017671 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜 - 誕生日私の後日 Σ(゚Д゚)スゲェ!! (2018年10月21日 12時) (レス) id: cfbf4a440e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らぴらず | 作成日時:2018年5月13日 20時

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