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奏side
今日、翔太くんに遊ばないかと言われた。
それで翔太くんが住んでるマンションの前に来たんだけど。
翔太くんがいない!
だって?ふつう?迎えぐらい?来るよね?いないよ?翔太くんの部屋行けないよ?
奏 「翔太く〜ん!」
とりあえず叫んでみた。聞こえるはずないなと思いながら。
? 「あれ?君、もしかして椎名奏くん?」
声をかけられて振り返ると、二十才くらいの男の人が二人。
二人とも髪を染めているらしく、一人は黒髪に青メッシュ、もう一人は白っぽい茶髪だった。
奏 「あ、はい。椎名ですが…?」
? 「じゃあ翔太の家に遊びにきたのか。」
? 「僕らもそうなんだけど、一緒に行こうよ。」
? 「あいつのことだから、君が家を知らないこと忘れてんだよ。」
翔太くんの知り合いらしい二人と一緒に、翔太くんの部屋まで行く。
ピーンポーン
天 「はーい?」
? 「俺。奏くんも一緒だよ〜」
天 「おっけー。入って入って〜」
奏 「お邪魔しまーす。」
天 「邪魔するなら帰ってください〜」
奏 「えぇ〜…僕ここに来るのものすごく苦労したんだよ?部屋わかんないし。」
天 「あ〜。ごめんごめん。忘れてた。」
? 「俺ら空気?」
天 「とりあえず入って。」
超綺麗な家の中へ。
天 「自己紹介たーいむ!僕は天宮翔太。」
一 「一ノ瀬彼方。」
真 「相川真冬です!」
奏 「えっと。僕は椎名奏です。翔太くん?他の人いるなんて言ってたっけ?」
天 「あれ?言ってなかったっけ?まーいーや。遊ぼ遊ぼ!」
真 「遊ぶって何するんですか?」
天 「よくぞ聞いてくれた!それは.....!」
一 「え。俺奏くんの話聞きたい。」
奏 「僕だってみんなの話聞きたいです。」
天 「しょーがないな〜。今日はお話タイムにするか。」
一 「なんで奏くんと翔太って知り合ったの?接点ないじゃん。」
奏 「それはですね。この前、僕の幼馴染みの子と一緒にカラオケ行ったんです。その子のお姉さんもいたんですけど、その友達としていたのが翔太くんだったんです。」
真 「何て名前なんですか?」
奏 「白石A。お姉さんはなつめって言います。」
一 「Aちゃんって言うんだ。その子にも会ってみたかったな。」
奏 「翔太くんが写真持ってたと思います。あるよね?翔太くん。」
天 「あー、あるよ。これでしょ?」
そういって出てきたのは、この前、莉央くんと会ったときに撮った写真だった。
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ウサッキー(プロフ) - 小4で、身長が135cm!?私は中1で、132cmなのに…負けた… (2019年7月22日 20時) (レス) id: 13b658b6da (このIDを非表示/違反報告)
もかゆう - 凄く面白いです!訳あってお気に入りは出来ませんが、星とコメントをさせて頂きます! (2019年1月24日 19時) (レス) id: 8705017671 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜 - 誕生日私の後日 Σ(゚Д゚)スゲェ!! (2018年10月21日 12時) (レス) id: cfbf4a440e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぴらず | 作成日時:2018年5月13日 20時