96猫の妹は歌い手中【歌い手】

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Aside

ふぁー。歌いきった…

いい曲だよね！ワールズエンドダンスホールって！なつめがオススメしてくれたからさ！
なつめ、いつもなんとなくって言ってるけど、ほんとは私のこと考えてくれてるんだと思う。


天 「やっぱり。さすが、なつめの妹。歌、上手いね！」

待って、誰。

『あの、貴方ほんとに天宮さんですか？』


あ、言ってしまった。

天 「うん、元はこっちだよ。僕、人見知りするからさ。」

奏 「こっちの天宮さんの方がいい。」

天 「そう言ってくれてよかった。」

あれ？なんか天宮さんと私以外に接してる時の奏って似てるね。


『私、天宮さんの歌も聞きたいです！』

奏 「僕も！」

ニコッと笑う天宮さん。こんな表情も似てる。

天 「もちろん、歌うよ。僕、ほんとに奏くんとAちゃんのことに気に入ったから。翔太って呼んでよ。」

奏 「うん、翔太くん！」

天 「じゃあ歌うね。《え？あぁ、そう。》」


さあ、どうなっちゃってもいいから〜♪


さすが翔太さん。歌がうまい。
聞いたことはなかったけど、なつめがカラオケに連れてくる友達だもの。


(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
歌い終わった時、その場にいた全員が翔太さんに拍手した。

天 「ありがとう！」

そう言ってふにゃっと笑う。翔太さんは本当に嬉しそうに笑う。


そこからみんなお話しタイムが始まった。

奏 「翔太くん、さっきはなんで《マトリョシカ》歌ってって言ったんですか！」

天 「え、なんとなく？今流行ってるじゃん。それより、皆歌い手って知ってる？」

な 「もちろん！いっつも見てるで〜」

『私も！いいよね〜』

奏 「僕も！最近デビューした、karさんって知ってますか？」

天 「知ってる！僕もその話しようと思ったんだよね。」

奏 「うわぁ、翔太くんもかるなーなんですか？」

天 「うん、聞いた瞬間にマイリスしたよ〜。気のせいかもしれないし、《マトリョシカ》はほとんどMixしてなかったけど、なんとなくkarさんのMixの仕方が96猫さんの曲と似てる気がするんだよね〜」

奏 「karさん、もしかして96猫さん好きなのかな？Aちゃんも96猫さん好きだよね？気が合いそうだね。」

『そうだね！(karは私です)』

天 「同じ日にデビューしたまふまふさんって知ってる？」

奏 「知ってます！低音ボイスがカッコいいですよね〜」

な 「きれいやけど、なんか違う気がするんよなぁ…」


え？

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