◇ ページ10
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F「…ミツ。なんで泣いてんの」
Ki「あ、ふふ、太輔だ。やっほー」
夜になって研究室に顔を出した彼は、ソファに蹲る俺の隣に静かに腰を下ろした。
F「顔赤い。もしかして熱ある？」
Ki「んーん。教授たちに元気ないねってさそわれて、ちょっと飲みにいってきただけ」
F「え?!お酒飲んだの？」
俺は飲むと泣きたくなるタイプらしい。自分でも数えるほどしか飲んだことがなくて、知らなかった。
額におかれた太輔の手を取ると、きゅっと握りしめる。
おどろいた顔も綺麗だなぁ…なんて思いながら、ゆらゆらふわふわ酔った勢いのまま彼に近づいていく。
Ki「…なんで、きてくれなかったの」
F「え？」
Ki「なんで今日は昼メシも晩メシもきてくれなかったの」
あーあ。こんなこと言って、困らせて
ホストをしていたくらいの男だ。大学生の中でも人気があるんだろな。キャンパスの中……いや、もしかしたら外にだってかわいい彼女がいてもおかしくない。今日はその子と一緒にあそんできたのかな。
お酒が入ったせいか、
そんなことばかりもやもや考えてしまう。
F「…っ、ミツ。…それ以上近付かれると、」
Ki「なんだよ。おれのこときらい？そうだよね、のんあるしか飲めない、太輔といっしょにお酒を楽しめないどころか酒に飲まれちゃうんだもん。面倒だよね」
おれなんか眼中にないだろうに、
……最悪だ。
Ki「好き。なの、太輔のことが。いつもごはんに誘ってきて、かわいいとか期待させるようなこと言って…ぜんぶお前が悪いんだからね」
F「っ、…！」
Ki「好き」
太輔をソファに押し倒したまま気持ちをぶつける。
すきだよ、
迷惑だってことも分かってる。だけど、…だからこそ、いっそのこともう振ってほしい。おれをメシに誘ったりして、いちいち期待させないでほしい。
平気だよ。だって、
もとの生活に戻るだけなんだから———
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チカ(プロフ) - ちびさん» そう！…本当にそうなんです。二人の歌声が、そしてそれが重なったときが、本当に大好きでした。8/31までの二人の歌声も、これからのFさんの歌声も愛していきたいです。聴いたら絶対に泣くけど…笑！頑張りましょう！ (6月10日 10時) (
レス) id: 9d92aa5462 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 私、藤北の歌も好きで、あのシンクロする感じ良いよね、絶対、北山くんの声探しちゃいますよね、それが耐えれるかな？って私ちょっと思ってますがね、頑張りましょうね (6月9日 23時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
チカ(プロフ) - ちびさん» ちび様が大丈夫と聴けて安心しました。北山さんなら大丈夫。私も何度もそう言い聞かせています。とても、とても分かります。Fさんの気持ち、F担のいまの気持ちは想像を絶するものなんだろうな…。それが辛いですね💦 (6月9日 22時) (レス) id: 9d92aa5462 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 私ね意外と大丈夫だったんですよ、不安で一杯は一杯でしたが彼なら大丈夫だろうとガヤさんの方が心配だわ、また1人背負い込んでそうで、歌だって北山くんのパートに誰か入ったらまた一からだしね💦残る方も辛いよね🙏頑張って欲しいわ (6月9日 19時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
チカ(プロフ) - ちびさん» 勝手ながらちび様のお心大丈夫かなと心配しておりました❤️🩹💦お声が聞けて嬉しいです！小説なので、KさんやFさんの思い、メンバーやFKファンの願いを想像していっぱい詰め込んでみました。共感いただけてよかったです、泣 (6月9日 16時) (レス) id: 9d92aa5462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チカ | 作成日時：2023年5月8日 22時
