5. グッド・モーニング≠ブレックファースト ページ15
F-side
F「きたやま。おはよ、」
Ki「ン…」
隣で寝入っていた北山に声を掛けると、不満そうな返事が聞こえてきた。先に目覚めたときにはシャワーを浴びに行く前に彼を起こすことにしている。
前にいちど、あまりにもよく眠ってたから起こさないであげようと思ってそっと抜け出したことがあって
そうしたらあろうことか
目を覚まして俺が居ないことに気付いた北山は慌てたようにバスルームの中まで探しに来たのだった。
F「きたやまさーん。起きてますかー」
Ki「……、」
F「起きて〜シャワー行きたい」
まさか、グループのなかでもいちばん常識人な北山さんが?って意外に思うかもしれないんだけど…
それが、「藤ヶ谷なかに居るー?」って声を掛けるでも、ノックをするでもなくいきなりバン!って浴室の扉を開けて入って来たんだよね笑。
心臓が飛び上がるほどビックリしたし恥ずかしかった。
本人も俺を見つけた瞬間、ハッと
あのときの衝撃は
いまでもずっと、記憶に残っている。
だから、
どれだけ彼が疲れていてスヤスヤ眠っていたとしても
お互いの家とかホテルに泊まって
シたあと、の、次の日は
俺が先に起きたらちゃんと声を掛けて、北山もちゃんと起きたのを確認してからベッドを出る事にした。
Ki「…ふじがや。まって、」
F「ぁ。やっと起きた?じゃあシャワー行ってきま——
Ki「……
モゾモゾと背後から腰に回される腕。彼がしっかりと覚醒したことを確認し、布団を抜け出そうとするときゅっと力が強まった。
Ki「藤ヶ谷と居れるの、久しぶり。だもん」
F「だから早起きして二人でモーニングしようって昨日決めたじゃん。北山が気になってたお店があるって」
スルっと手の甲を撫でながら寝起きの悪そうな北山をどうにか
それどころか
何の
F「ちょ…っと!何してんの笑」
Ki「… 今オフ、だし。外あめ、だし。俺さむい、し」
F「だからって朝からムリさせたくないよ?疲れてるからって昨晩も程々にしたのに——
Ki「——だって。…だってやっぱ足んなかったんだもん、。」
おーい北山さん?そんなこと言われたら朝からガッツリ頂いちゃいますけど。
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チカ(プロフ) - ちびさん» そう!…本当にそうなんです。二人の歌声が、そしてそれが重なったときが、本当に大好きでした。8/31までの二人の歌声も、これからのFさんの歌声も愛していきたいです。聴いたら絶対に泣くけど…笑!頑張りましょう! (6月10日 10時) (レス) id: 9d92aa5462 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 私、藤北の歌も好きで、あのシンクロする感じ良いよね、絶対、北山くんの声探しちゃいますよね、それが耐えれるかな?って私ちょっと思ってますがね、頑張りましょうね (6月9日 23時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
チカ(プロフ) - ちびさん» ちび様が大丈夫と聴けて安心しました。北山さんなら大丈夫。私も何度もそう言い聞かせています。とても、とても分かります。Fさんの気持ち、F担のいまの気持ちは想像を絶するものなんだろうな…。それが辛いですね💦 (6月9日 22時) (レス) id: 9d92aa5462 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 私ね意外と大丈夫だったんですよ、不安で一杯は一杯でしたが彼なら大丈夫だろうとガヤさんの方が心配だわ、また1人背負い込んでそうで、歌だって北山くんのパートに誰か入ったらまた一からだしね💦残る方も辛いよね🙏頑張って欲しいわ (6月9日 19時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
チカ(プロフ) - ちびさん» 勝手ながらちび様のお心大丈夫かなと心配しておりました❤️🩹💦お声が聞けて嬉しいです!小説なので、KさんやFさんの思い、メンバーやFKファンの願いを想像していっぱい詰め込んでみました。共感いただけてよかったです、泣 (6月9日 16時) (レス) id: 9d92aa5462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チカ | 作成日時:2023年5月8日 22時