今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:42,140 hit
小｜中｜大
ep 16...5 ページ44
1週間後に仕事を復帰した
みんな心配してくれていて
そして新人だと思っていた人は
私の事故と入れ違いに配属になったという
海外事業部からの異動の方だった
お昼休憩
蘭「錦戸くん！」
亮「ん？」
蘭「お昼、一緒に行かない？」
亮「え、俺？
別にええけど…」
蘭「いやだったらいいよー」
亮「全然全然そんなんいやちゃうよ！
まさか…誘われるとは思わんかったから」
蘭「ねぇ、海外事業部ってどんなだった？」
亮「んー別に普通やで。
やってることは日本とそない変わらんし、ただ場所と話し言葉が変わったってだけかな」
蘭「へぇーそうなんだぁ♪」
亮「…海外事業部希望してるん？」
蘭「……それがね、海外事業部すっごく行きたいって気持ちはあるんだけど、どうして行きたいって思っていたのかわからないの」
亮「そう…なんや」
蘭「私、1度この会社辞めてて、でもまた復帰したの。
そのときから海外事業部に行きたい気持ちがあって…あっちに何か魅力があるのか…よくわかんないんだぁ。
すごく、大事なことを…大事な人を、忘れている気がするの」
亮「…っ。
どうでもええって思ってたから忘れてんちゃう？」
蘭「ううん、それは違う気がする」
亮「その忘れることを、白石さんは思い出したいんか…？」
蘭「それが、智久くんとの何か大事な約束だったら智久のこと傷つけてしまってるなぁって思って…。
ねぇ、何か知らない？」
亮「………知るか、そんなもん」
蘭「だよねぇ……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蘭 | 作成日時：2017年11月25日 20時
