ep 13...5 ページ26
《亮said》
亮「ただいま…」
り「めっちゃ濡れてるやん！」
瑛斗「パパ傘持ってるのに変なのー」
亮「風呂入るわ」
蘭の後ろ姿が
頭から離れへんかった
次の日、安と丸が飲みに誘ってきた
亮「よっ！」
丸「…よぉっ！」
安「………」
2人の様子がおかしいのはすぐにわかった
多分会社で蘭に聞いたんやろなぁ
安「……白石さんからりりかちゃんと瑛斗んとこ戻るって聞いたけど、ほんまなん？」
亮「……………ほんまやで」
丸「嘘やろ！？」
亮「ほんまや言うてるやんけ」
安「お前なりの理由があるんやろ？」
亮「理由もなんも、りりかと瑛斗と一緒にいたいと思ったってだけや」
丸「なんでそんな急に？
蘭ちゃんと順調やったやん…」
亮「…お前らには関係ないやろ」
安「は？お前それ本気で言うてん？」
亮「本気じゃ！！！」
丸「ちょ、ちょっと二人とも落ち着こや」
安「ごめん、俺帰るわ。
…亮。お前がそんなやつとは思わんかったわ。
俺らはなんでも話せる親友やと思ってたのに」
丸「ちょお安待ってって！」
亮「……丸。お前も無理せんでええから」
丸「亮ちゃん。
俺も安もめっちゃ心配してんねんで？
強がったりかっこつけたりって亮ちゃんの性格やけど、俺らには本音で話してや」
亮「……俺はいつでもそんなやつや」
丸「…そっか。ごめん俺も先帰るな」
これでええんや
そう、言い聞かすしかなかった
章ちゃん、丸
ごめん
1週間後、俺は海外事業部へと戻った
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作者名：蘭 | 作成日時：2017年11月25日 20時
