僕はスターライダー２ (ページ13)

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ep 11...2 ページ13

《蘭said》

すばるくんが逮捕されて数日が経ち

私は同棲していた家を片付けに来ていた

ゴミを持って玄関を出ると

安「白石さん？」

蘭「安田くん！」

亮の家から安田くんが出てきた

安「あ、これ亮の着替え」

安田くんは持っていた紙袋をひょこっと上げた

蘭「そっか。
あのさぁ、亮の家入ってもいい？」

安「あ、うん。白石さんなら多分大丈夫！」

亮の家にきっとあるはず

星のキーホルダー＿＿＿＿＿

蘭「あった…」

安「あ、それ亮と瑛斗が持ってるやつやん」

蘭「瑛斗くんに貰ったの…。
でももう必要ないから瑛斗くんに返そうと思って」

安「………亮に会う気ないん？
めっちゃ心配してるで」

蘭「………亮に会えば甘えちゃうの。
でもいつまでもこんな自分じゃいられないし、誰かに流されるんじゃなくて、自分の意思で生きたい」

安「…そっか。
白石さん、強なったな！」

蘭「ほんと？(^^)」

安「でも、亮の中で白石さんにしか埋められへんスペースってあるから…それは俺らや他の女の子が埋められるスペースじゃないからさ。
それだけはわかっといたってな？」

蘭「…ゴミ、捨ててくるねっ」

私は亮の家を出た

いつまでも亮に甘えてちゃだめなんだ

自分自身が変わらないと…

そして夕方、私はりりかさんの家に行った

瑛斗「お姉さん！どないしたん？」

蘭「瑛斗くんに返したいものがあって」

私は瑛斗くんに星のキーホルダーを渡した