二番目の僕～third season～ (ページ43)

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episode 143 ページ43

《Aside》

亮ちゃんからチケットを渡されて

私はこうちゃんを家に呼んだ

A「こうちゃん…ごめん私…」

藍沢「錦戸くんとちゃんと話せたのか？」

A「あ、うん…それでなっ…」

藍沢「何も言わなくていい。
何も言わなくても…わかってる。
俺はもうAとは会わない」

A「そ、そんなっ会わんとか…」

藍沢「好きって言われたんだろ？
俺は…それまでの契約なんだ」

A「契約とかちゃう！！！
私は、私は…ちゃんとこうちゃんのこと1人の人として好きやったねん…。
亮ちゃんに好きって言われたけど、こうちゃんとも亮ちゃんとも付き合う気はない！」

藍沢「は…？何言ってんだよ？
俺は何のためにお前の側にいたと思ってんだ！？
俺の気持ち、無駄にしないでくれよ。
お前が幸せならそれでいいんだ。
…Aが幸せになるには、錦戸くんが必要なんじゃないのか…？」

"もう自分を許してやるんだ"

こうちゃんはそう言って東京に帰って行った

そのあとすばるくんに会って

色んな気持ちが半信半疑のままチケットを渡した

す「俺、前にAちゃんに告ったことあるやん？
だから亮の気持ち色々わかんねん。
亮はな、この5年間ひと時もAちゃんのこと忘れたことないで？
Aちゃんはそんな風に思ってくれる人おってめっちゃ幸せやと思う。

俺には真似できん。
亮の気持ち無駄にせんとったってや…」

私は多分

この世で1番不幸な顔をしてた

いや、

この世で1番不幸やと本気で思ってた

でも間違ってたことにやっと気付いた

ずっと支え続けてくれたこうちゃん

いつまでも仲間でい続けくれる関ジャニ∞

そして、ずっと想ってくれる亮ちゃん

私は幸せなんや

みんな、ごめん

えいちゃん、ごめん