episode 137 ページ37
《亮side》
俺はホテルに戻った
そしたら章ちゃんが部屋におった
安「みんな俺の部屋におるからいこや!
そこで全部聞くから!」
俺は章ちゃんと章ちゃんの部屋に行った
丸「亮ちゃんおかえりー!」
みんなは酒飲みながら去年のライブDVDを観てた
す「…Aちゃんと話せたんか?」
亮「うん、まぁ…」
大「亮ちゃん、Aちゃんのこと好きなんやろ?
みんなわかってるで」
みんな微笑みながら俺の方を向いた
亮「……気持ちは全部伝えれた。
明日のライブに来てほしいって言うて、それで来てくれたら俺を…選んでくれたってことになる…」
横「まじか!!
来てくれるとええなー!」
村「久しぶりに俺らのライブも見てほしいしな!
下積み時代から見てくれてたわけやし!」
安「信じような、亮。
来てくれるよ、きっと」
亮「うん…」
みんなの優しさに俺は涙を目に溜めた
す「泣くのは早いぞ!」
丸「ほんまやでー!亮ちゃん俺と違って男前なんやから自信持ち!」
大「うわ、お前今自分で自分ディスってるやん(笑)」
丸「ほんまや…(笑)」
みんなで笑い合った
こうやってみんなで笑い合えるのも
Aちゃんや栄作がおったおかげでもある
でも同時に2人を失った俺たちは
ここまで這い上がってくるのに数年かかった
亮「ありがとう…みんな」
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蘭 | 作成日時:2017年9月12日 23時