episode 136 ページ36
次の日こうちゃんは
朝の新幹線で帰った
藍沢「またなんかあったら連絡するんだ」
A「ありがとう。ごめんね…」
こうちゃん最後まで優しかった
そして昼間に亮ちゃんに再会したことをこうちゃんに報告したら
こうちゃんはまた大阪に引き返してくると言い出した
A「いいよ！会っただけやし！」
藍沢『よくない。
……ずっと待ってたんじゃないのか？
Aとは付き合ってなかったって錦戸くんには伝えるから』
そう言って電話は切れた
案の定こうちゃんの握ってる携帯に亮ちゃんから連絡が入って
亮ちゃんはうちにきた
A「あのね、亮ちゃん。
私、こう…藍沢先生と…」
亮「付き合ったりとかしてないって藍沢先生は言ってた。
でもAちゃんのこと好きやったって…」
A「…違うよ。付き合っててん、正式に」
亮「そう…やったんか。
俺が出てきて、俺がこうやって気持ち伝えることによって2人の関係は変わってしまうよな」
A「…………」
亮「っっあー！！！めんどくさい！！！
俺はAちゃんが好きやねん！
藍沢先生と付き合ってたとかどうでもええわ！
俺はAちゃんのために生きたいねん」
A「亮ちゃん…」
亮「1回、ちゃんと藍沢先生と話してや？
ほんでどうするかはAちゃん次第やから。
明日、関ジャニ∞のライブ京セラであんねん。
もしAちゃんが俺を選んでくれるんやったら、観に来てくれへんか…？」
亮ちゃんはそう言って私にライブのチケットを渡してきた
私はそのチケットを強く握りしめた
A「あり…がとう…っ。
ごめんねっ…」
亮ちゃんは
"ほな、明日待ってるから"
って言って家から出て行った
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作者名：蘭 | 作成日時：2017年9月12日 23時
