二番目の僕～third season～ (ページ26)

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episode 126 ページ26

？「おばさーん！いますかー？」

栄作の家は代々続く駄菓子屋で

人の出入りは自由にできた

？「お邪魔しま……亮ちゃん………？」

そう言って家に入ってきたのは

亮「Aちゃん……！！！」

A「ま、また来ます」

藤母「え、ちょっとAさん！！！」

亮「俺が行きます」

亮「Aちゃん！！」

走るAちゃんの腕を俺は掴んだ

A「久し…ぶりやね」

Aちゃんは振り返らずに震えた声でそう言った

亮「そこの公園でちょっと話そや」

Aちゃんはコクンと頷いた

長い沈黙が続いた

A「…ここ、えいちゃんとよく会ってた場所やねん」

亮「そう…なんや。Aちゃんの声、久しぶりに聞いた」

A「治療して、1年前くらいにでるようになってん」

亮「そっか…。元気そうでよかった！
メンバーもみんな元気してるで！」

A「テレビ…よく出るようになったみたいやから、見てるよ亮ちゃんのドラマも全部」

Aちゃんは長かった髪の毛も肩くらいまでの長さになってて

あのときよりも少しふっくらしたようやった

亮「でもまぁ元気そうでほんまよかったわ！」

A「亮ちゃんも^_^
ほな、私行くわ」

亮「連絡先…！！教えてくれへんか…？」

A「あんときから変わってないよ」

そう言ってAちゃんはどこかに歩いて行った