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episode 112 ページ12

A「藍沢先生…ありがとうっ!!」








藍沢先生は立ち止まって


脚の向きは変えず、横顔だけを見せた






藍沢「…君は強い。
大事な人を失ったのにも関わらず、君は今…嘘でも笑っている。
俺たち医者が、君のその笑顔に救われたのは事実だ。
…これからもその笑顔で、守るべき人たちを守っていくんだ、それが君の仕事だ」




緋山「たまにはいいこと言うじゃん」




A「うん…っ!!
関ジャニ∞をこれからも守っていく!!」







藍沢「君の会社の人が特別室を君の病室にした。
早めに戻るんだ」






そう言って藍沢先生は去って行った









A「藍沢先生って、いい人ですね」



緋山「かっこいいこと言っちゃってるけどね、ああ見えて無駄に責任感が強い人なの。
ある若い患者のことで悩んでたんだけど、Aさんの笑顔を見て、失う強さもあるということをその患者に伝えるんだって…そう言ってたわよ」









こんな私でも強いと言ってくれる人がおる






えいちゃん




天国から見えてますか?







私うまく笑えてますか?







今は強がりでも


それでも強くいられてるよ









目を開けると目の前にまだえいちゃんがいるようで





えいちゃんがおらんくなった現実が


辛くないというのは大嘘で





でも日々7人のメンバーが守ってくれてる









だから私はこれからも



この7人を守っていくからね

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作者名: | 作成日時:2017年9月12日 23時

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