episode 102 ページ2
《栄作side》
久々の休み
Aの家でゴロゴロしとった
そしたら俺の好きなマヨネーズ買い忘れた言うから
一緒に買いに行くことにした
なんかようわからんけど
Aと1秒でも離れたくなかった
コンビニについて
A「これもっ♪」
栄「お前、マヨネーズだけとちゃうんかい！(笑)
ほんっま好きやな、チョコレート」
ひひひ と笑うA
何よりも愛おしい
A「ほんま、オムライスにマヨネーズかける意味わからんわ！」
栄「マヨネーズとケチャップの融合がうまいねん♪」
A「いや、それがお口の中で喧嘩やんか！(笑)」
踏切で遮断機が開くのを待っていた
Aとこうやってゆっくり話すのは久しぶりで
毎日夜遅くまで俺と亮の撮影に付き合わせてて
絶対疲れてるのに
そんな顔１つもせえへん
栄「なぁA」
A「んー？」
栄「いくつになるかわからんけど、結婚しよな」
A「えっ…//はい…っ！！」
栄「泣くなやー(笑)」
A「だって…っ」
俺はAの頭に手を置いた
栄「…なぁあれ………」
A「ん？」
栄「あの婆さん危なない？
電車くるで？」
A「えっうそやんっ…」
ゆっくりと線路に入るお婆さん
右からは警笛を鳴らす電車が近付いていた
栄「婆さんあほかっ…！！！！」
A「えいちゃん危ない！！！！！」
俺はAの声を無視し、線路に飛び出した
A、みんな
ごめんな
A、みんなのことよろしくな
みんな、Aのことよろしくな
ありがとう＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蘭 | 作成日時：2017年9月12日 23時
