今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:420 hit
小｜中｜大
・ ページ4
一瞬の事だった。
蘭ちゃんが私の顔を引いて唇を合わせて来た。
余りにも急過ぎて私はあっけらかんとした表情のまま蘭ちゃんを見つめる事しかできなかった。
蘭ちゃんの瞳に吸い込まれるようだった。
ただお互いを見つめ合っているこの何とも言えない沈黙を破ったのは竜胆だった。
「兄貴最悪」
「2人の世界入ってんじゃねぇよクソ兄貴」
蘭ちゃんがパッと目を逸らし舌打ちをする。
「うるせぇ竜胆」
「お前だってAとキスしたらこうなるだろ？」
竜胆が少し引き気味で蘭ちゃんの方を見た、
「……兄貴キモい」
「頭カチ割られたい？」
「ﾌﾌｯ」
何だか面白くてつい笑みが溢れてしまった。
「Aまでおかしくなっちまったか？」
面白い過ぎて笑いが止まらない中私は首を横に振る
「いや……兄貴は元々頭おかしいワ」
「おい？」
やっぱりこの2人は面白いな。
どんな時でも私を笑わせてくれる。
こんなくだらない日がこれからも続いて欲しい。
私はそんな事ばかりを考えていた。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←横浜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「東京リベンジャーズ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：maaru | 作成日時：2023年9月4日 15時
