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8 テイル ページ8

日が少しずつ落ちて、周りはすっかり暗くなって。

2人で来るのが大好きなレストラン。

緑がすっごく綺麗なガーデンがお気に入り。

今日は白やピンクで飾られてライトも灯されて。

ソファーやテーブルも所狭しと並べられて。

その上にはお料理がたくさん。

そこに大好きな私達の仲間や友人たちが居て。

みんな飲み物を飲んだり、お喋りしたり、笑ったり。

ワイワイ、ガヤガヤ。

すごく幸せな光景!


『わー!きたきた!』

奥の扉を開けて、オッパに腕をからめて歩くと聞こえるジフンオッパの声。

それと共に、キャーっと歓声もあがって。
みんながこっちに集まってくれる。

「Aほんとにおめでとう!」
「すっごくキレイ!」

『ヒョン羨ましい〜!』
『おめでとう!』

なんて。
みんなが、口々に祝福してくれるからわたしの顔もオッパの顔も緩みっぱなし。

今は結婚式の後の二次会。

結婚式に参列してくれた子も、そうでない子も。
ここに集まってくれて本当に幸せ。
幸せすぎて怖いくらいで。
隣でオッパの笑顔を見てるだけでまた頬が緩む。

ドレスは苦しくなっちゃうから。
今は白くて長いデコルテの見えるワンピース。
頭には花の冠を載せてもらって。
床につきそうなくらいのスカートがふわふわなびく度に、妖精になった気分になる。


オッパも友達に連れられて、私も友達と写真撮影。
楽しくてずっと笑ってられる。

「あ、ちょっとごめんね」

その中から飛び切り会いたかった人を見つけて。
後ろから抱きついた。


「オッパー!今日は本当にありがとう!」

『うわっ!お前な〜』

勢いをつけすぎたのか手に持ってたシャンパンが溢れた。

「ごめんねー」
クスクス笑って謝って、まだしがみついたまま。

『ヒョンは?』
「あっちー」

腕を取られて、はがそうとするけど離れてあげない。

『A』

そこにまた大好きなユグォンオッパ。

「オッパー!今日の歌本当にありがとう!」

今度はユグォンオッパに抱きつく。

『テイルヒョンが見てるよ?』
『怒られろ』

ジコオッパはわざと意地悪な顔をして、シャンパンを飲み干した。

「怒られないもーん」
「私も一口飲んじゃおうかな?」

『だめっ!』『ばかっ』

オッパ2人が口を揃えて言う。

「あははは、冗談だよー」

『でもA、今日本当にキレイだよ。おめでとう』

「ユグォンオッパ、ありがとうっ」

ジコオッパをチラッとみると。

『すっげー似合ってる』

って。笑ってくれた。

「やった!」

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メイベル - 1~5まで全話読ませていただきました!とても面白かったです(^-^)もしよろしければユグォンのお話をもっと見てみたいです!更新お待ちしております(_ _) (2019年12月28日 16時) (レス) id: 398ec1baa9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らん | 作成日時:2017年1月9日 23時

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