Halloween【BTS】2 (ページ5)

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( 55 ) バレちゃったあページ5

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A『え……セフナ？』

SE『ヌナ…黙っててごめんなさい。この人…僕のヒョンなんです…』

A『は？へ？』

セフナは1人っ子じゃなくて、兄が居たの？(ノ_・,)

GS『あ、だからか。』

A『いやいや、お兄ちゃん意味不だから。』

GS『いや、セフナと同じニオイした……』

A『へ？う、うそっ』

GS『ルハンさん？もハイブリッドですか？』

LH『うーん…一応……になる？』

GS『え？一応とは……？』

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【 LH side 】※ 過去 ※

ウギャーと元気な産声をあげて生まれたのが俺。
何で分かるかって？
普通生まれたすぐの記憶とか残ってないよね？←

でも、俺は人一倍成長が早かった。

だから記憶は鮮明に覚えてる。
え？何でって……？
そんなの、ヴァンパイアだからさ。

俺の母親はヴァンパイア。
父親はウルフ。

でも、生まれた俺はヴァンパイアだった。

ヴァンパイアとウルフは敵同士だったって
よく婆ちゃんから聞いてたけど、
俺の両親がその規則を破ったんだ……

そう。【愛し合ってる】から。

俺達、3人は凄く、凄く幸せだった。
毎日が笑顔に包まれていた。

そんなある日、母が妊娠したことが分かった。
町医者は『ん？これは…ハイブリッド……』
とか言い始めて。

何だよ！それ！みたいな。

ハイブリッドとかそんなことよりも
兄弟が出来ることが嬉しかった。

そして、生まれたんだ。
可愛い男の子を……

でも、声が出てなかった。
俺みたいに『ウギャー』って泣かなかった。

急いで医者を呼んだら
医者は『昔の言い伝えは本当だった……』とか何とか。

母は泣き崩れ
父は母を支えながら泣いていた。

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『この子は……声を無くして生まれたの…』

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そう、母に言われて涙が止まらなかった。