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＊第二話＊ ページ4
ー二週間前ー
A
「…はよ、水鳥……」
水鳥
「おう、おはよう！ って、いつものごとくテンション低いな…」
A
「しょうがないでしょ…低血圧なんだもん」
茜
「Aちゃん、おはよ♩」
A
「ん…茜もおはよ」
この二人は私の親友で、私の家のことを知っている数少ない人。
まあ、サッカー部内にはあと3人いるんだけど。
もし………
水鳥
「A、何ボーッとしてるんだ？
早くサッカー塔行かないと、遅れるぞ？」
A
「えっ、あ…ゴメン。ちょっと考え事？してた。」
水鳥
「ふーん珍しいな、Aが考え事なんて。」
A
「ひどいなぁ、私だって考え事くらいするよ？」
水鳥
「珍しいのは事実だろ。で、どうしたんだ？」
ん〜っと私はそこで唸ってしまう、確かに考え事をしていたのは事実なのだけど…
A
「…何でもないよ。ほら早く行かないと遅れちゃうんでしょ？」
私は言わないことにしたんだ。
言って怒らせたくなかったから。
もし、貴方達が裏切ってしまったらと考えていたなんて……
続く
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作者名：瀬音 | 作成日時：2012年6月15日 21時
