私／俺のこと、覚えていますか？【イナダン】

＃５ 試合当日 ページ7

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霧野 side


１週間後



現在の時刻。６時１０分。



今日は円堂監督たちのチームと、俺たち新生イナズマジャパンの試合の日。



この日のために、一生懸命練習してきた。



やっぱり、勝ちたいよな！！



俺は朝食を食べ、髪を結び、用意をして、家を出た。



雷門からスタジアムに向かう。



集合時間は、７時３０分だ。



今の時間は、６時３０分。



まだ、時間には余裕がある。



「おはよう、霧野」



家を出てすぐ、聞きなれた声がした。



「神童。今日は頑張ろうな！」



「ああ！！」



神童の声だった。



新生イナズマジャパンのメンバーには、神童も選ばれている。



メンバーに選ばれなかった人たちも、今日は応援に来てくれるんだ。



そう思うと、さらにやる気が出てくる。




俺と神童は一緒に学校へ行った。



主に、試合のことを話しながら。



「今日で５年だな」



神童がその話題を出してきた。



神童は、俺がこの世界の住人でないことを唯一知っている。



「そうだな……」



「お前の妹さんやご両親も、元気にしてるといいな」



「あぁ！！」



「ＬＢＸだったか？俺もいつかやってみたいな……」



「サッカーと同じくらい面白いぞ！！」



「そうなのか」



そんな会話をしながら校門をくぐり、グラウンドに向かうと、すでにキャラバンが来ていた。



が、他のメンバーはまだ来ていない。



「俺たちが一番早いみたいだな」



「遅刻する人がいないといいんだけどな……」



「ゴッドエデンに行くときは天馬が遅刻してたよな」



「神童は必死で理事長と話してたよな」



俺はそう言って笑う。



つられて神童も笑いだした。



そうこうしていると、いつのまにかメンバーはみんな集まっていた。

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２／２３

どうも、神奈蘭歌です。

私、盛大なミスをしていました((殴

訂正しました。

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