【文スト】乱歩さんの殺人ストーカー２【江戸川乱歩】

仕事終わりの、ピンチ。 ページ8

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はい。さてあの後私はあそことは別の場所に移動して撮影(盗撮)しようとしたら乱歩さん達も移動しはじめ、付いていったら警察署に入ってしまって見えなくなってしまい、お話が終わるまで警察署の入り口をじっと見て待って、そして帰り道に付いたところでここに来るときのあの地獄()を思い出し急いで水を買ってまたもや跳んだり降りたりして帰ってきたとさ。


やっぱしんどいよあれ。しばらくはしたくないよあれ。歩きで行ける距離の依頼を選んでください乱歩さん……


えーそして現在夜。ピンチです。何があったのかというと……仕事終わりに軍警と遭遇しました☆


いやー、掃除するための情報集めに夢中になって警察の動きを調べ忘れていたね！ヤベェ!!


なんだかんだで顔割れてないの良かったからバレたくない。布頭に被ってて良かったぁ〜。


と、安心してる場合じゃないな。こんな解説をしている間も捕まらないように顔バレないように暗い中逃げ回っているのだ。お相手さんが中々に速い。建物とか使って撒こうとしてるんだけどなぁ…


警「止まれ!!」


「っ!?」


と、曲がり角を曲がったら回り込まれていたのか目の前に軍警と車が待ち構えていた。驚いて足を止めるのと一緒に被っている布を顔が見えないように深く被る。いくつもの光がこっち向いてて眩しい


うーん、ちょっとこれは不味いかも。


警「もう逃げ場は無いぞ。大人しく投降しろ。」


ううぇえ……んんん、ガッツリ人殺したところ見られちゃったからなぁ……多分勘違いされてるのもあると思うけど、大量殺人は間違ってないからなぁ……さてどう逃げたものか。後ろも追い付いてきちゃったし、囲まれてしまった。


……ちょっとだけ、賭けではあるが…


警「さあ、ご同行願おうか」


と、強面で此方に近づき、手を伸ばしてくる


《ガシッ》


「お断りだ」


が、その手を掴んで強く後ろに引き、警官の背中を蹴飛ばす。周りの他の警官がどよめく間に前方に突っ走って一人の警官から拳銃を抜き取り、その警官のアゴを掌で下から打ち付け、もっかい横に蹴飛ばす。


その間に他の警官が腰から拳銃を取り出しこちらに銃口を向ける。が、車という障害物もあるし、銃は素早く動かれたら狙っているとそうそう中らないので動き回って玉を避ける。で、物の陰に隠れて警官の肩とか腕とか足を狙って撃つ。私は別に銃の扱いが得意って訳じゃないけど意外と中るものだ。



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※警官台詞はテキトー

それはまるで、漫画みたいな。→←命拾いしたな、警官。

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