23話 ページ23
Aside
「っ、何でそんなことしたんだよっ!!」
本当に意味が分からなかった。
けれど、こんなに狂っている
ななもり。をまた前のななもり。に
戻したくて勢い余り、胸ぐらを掴んでしまった。
「まぁまぁ。そんな暴れないでよ♡
ほら可愛い顔が歪んじゃってるよ?」
明らかにななもり。の方が
身長が高い為、いつのまにか
僕がななもり。に持ち上げられる体制になっていた
「おいっ!!離せっ!!ななもりっ。!!」
どれだけ暴れてもびくともしない
ななもり。に次第に恐怖が湧き上がってくる
「ゴミ人間が暴れてんな」
ふと耳元で囁くように言ってきた。
その瞬間僕の体から
力が抜け、ダランとした体制になった。
「あっ、はあっ、やぁっ、」
力が入らない恐怖心からか
次第に呼吸が荒くなる。
「うんうん。やっと大人しくなったね」
ニコニコと笑いながら
僕の顔をするすると撫でる
「やだっ、たすけっ、やっ」
ピンクの髪の人に手を伸ばすが、
「んっ!!甘っ、」
そのまま手を取られ指先を舐められる
ちろちろと舐めてくる為
気持ち悪さとくすぐったさの両方がくる。
「むぅ。さとみくんのことばっかり
見ないで。俺のことも、見て♡」
「っ!!!げほっ、げほっ!!」
首を片手で絞められ息が苦しくなる
なんでこんな事をするのだろう
と考えても僕には到底分からなかった。
「っ!!!いたっい!!」
刃物で切られた時のような
あの独特の痛みが指から伝わる。
「やばっ、血もうまいとか...」
ななもり。が言うにさとみさんと言うのだろう
さとみさんが僕の指を切り
その傷痕から血を舐めていた。
僕はもう何がなんだか分からなかった
けれど早くこの地獄が終わればなんて
願っている。
向こうも更新せんと......
次回もお楽しみに!!
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かき氷(プロフ) - りむさん» コメントありがとうございます。復帰次第頑張ります!! (2020年10月31日 21時) (レス) id: fa63f0708e (このIDを非表示/違反報告)
りむ - あ、僕っ子じゃなくて男ですよ?よく間違えられますけども…。 (2020年10月31日 19時) (レス) id: 0e29be4cf7 (このIDを非表示/違反報告)
りむ - 僕の大好きな感じのお話に久しぶりに出会いました…!問題の解決、ゆっくりと待っていますね。お体を壊さない程度に頑張ってくださいよ! (2020年10月31日 19時) (レス) id: 0e29be4cf7 (このIDを非表示/違反報告)
かき氷(プロフ) - 蕾舞@名前変えました(by輪廻)さん» 生きて僕の作品を見ていって下さいw (2020年9月27日 19時) (レス) id: fa63f0708e (このIDを非表示/違反報告)
蕾舞@名前変えました(by輪廻) - じぇるころ推しなので、最高です、もう死んでもいいかと、 (2020年9月27日 10時) (レス) id: 85e439ad9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かき氷 | 作成日時:2020年9月13日 21時