完璧主義者は生きづらい【stxxx】

１８話 ページ18

ななもり。side

るぅとくんところちゃんがAくん

を迎えに行っている間に他の3人を

空き教室に呼び出す。

「なーくん。早速始めたん？」

「うん。始めたよ♡」

机に寄っ掛かりながら首を傾げるジェルくん。

コンコンッ

少し重苦しい空気の中、教室の

扉が叩かれる。

「はーい。どうぞー」

のんびりと返事をすると、

建て付けの悪い扉を俺が開けると、

そこには俺の愛しのAくんと

るぅころがいた。

「なーくん！！連れて来ました！！」

嬉しそうに笑顔で報告してくるのは

もうすでにAくんに堕ちて

狂った目をしている、るぅとくんだった。

勿論ころちゃんもにんまりと笑っていた

「ほいっ。ころん、るぅと、A

　預かるぞ」

さとみくんがまだ足元がおぼつかない

Aくんを抱き返す。

俺も抱っこしたかったなぁ。









さとみside

「っ、さとにぃ、ぎゅっしてっ？」

目に涙を浮かべながら上目遣いで

見てくるAを今すぐにでも

この場で襲ってしまいたくなってしまう

が、取り敢えず我慢しなければと思い

邪念を振り払うようにAを強く抱きしめる

「ほらっ、大丈夫だから。」

なんて言えば、安心したのか

俺の胸に頭をスリスリと擦り付ける。

「A、猫みたいw」

莉犬がAの頭を撫でながら

ニコニコと笑いながら言う。

「Aくん。俺の事怖い？」

なーくんが前と同じ質問をすると、

「こわっいっ．．．．．．」

俺に必死にしがみつきながら

なーくんに答えている。

また、ガクガクと震えているのを

見ていると、体の奥底から

ふつふつと独占欲のような物が

湧き上がってくる。

あぁこのまま俺"だけ"の物にしたい♡









順位がどの作品よりも上がってて草

次回もお楽しみに！！

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