完璧主義者は生きづらい【stxxx】

１７話 ページ17

季楽里side

昨日の夜、眠れずに近くのコンビニまで

のんびりと散歩していると、

今絶賛片思い中のさとみ先輩がいた。

さとみ先輩は私に気がつくと

ニコニコと笑って手を振ってくれた

「えっ///！！」

恥ずかしくなりあたふたしていると

此方に近寄って来て一言

「あのさ、急でごめんなんだけど、

　俺に協力してくれない？」

なんて言われてしまえば

好きな人の頼みなのですぐに了承してしまった

「ほんとに！？ありがとう。じゃあ

　早速なんだけど．．．」

さとみ先輩から言われた言葉は

要約するとAくんを虐められる

よう仕向けろという事だった。

「でもっ、そんな事したらっ、」

勿論人の事を虐めるなんて出来ない

あんなに努力しているのに．．．

けれど、さとみ先輩は

「じゃあさ、俺に協力してくれたら

　君の頼みを一つだけ聞いてあげる」

そんな魅力的な言葉に

その時の私は踊らされてしまったのだろう

けれど、ごめんなさい、Aくん

これから私がする事を

許さ"ない"でください。









るぅとside

はぁやっとAくんが

僕に少しだけでも依存してくれた♡

愛してる人から依存されるって

とっても気持ちがいいですね♡

「取り敢えず教室から出ましょう」

Aくんの肩を抱き、引き戸の

取ってを開けようとすると同時に

誰かが同じように開けた。

「おはよーってA！？」

ころちゃんがやってきた。

昨日さとみくんからころちゃんも仲間

にしたとの連絡を貰った為、

周りに聞こえないように耳元で

「例の件ですよ」

と言うと、

「あーわかった♡」

簡単に返事をしてAくんの反対の肩を

抱き上げる。

取り敢えず6人の集合場所へ向かう

さて、みんな集まっていますかね、









処女作より伸びてて草

次回もお楽しみに！！

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