11話 ページ11
Aside
「っ!!!」
ジェル先輩に降ろして貰い、
壁に貼ってある写真を眺めていると
「怖がんないの〜?」
ななもり。が後ろから肩を叩きながら
僕の目を手で覆ってきた
体中から汗が吹き出すような
感覚に襲われる
勿論手足の震えも止まらない。
ななもり。の手を振り払おうとするが
ジェル先輩が僕の首に手を掛けてくる
「何でっ...ジェルせんぱ...」
「ごめんな。でも俺はAの事
愛してるから問題無いよな♡」
少しずつ力を掛けてくる為
呼吸が苦しくなる
何よりもジェル先輩はななもり。みたいに
狂ってる訳無いと思っていたから
裏切られたような感覚がこみ上げてくる
「あがっ、うっ、やだっくるし」
必死にジェル先輩の腕を掴み剥がそうとするが
勿論酸素が足りない為力が抜ける
最後の悪あがきをするかのように
ジタバタと足を動かすが
「あんま暴れんでよ♡」
もう酸素が足りなくなり意識が遠のく。
しかし飛ぶ寸前でジェル先輩が手を離した為
完全に飛ぶ事も出来ずふわふわする
感覚に襲われる
「っふぅ、はあっはぁっ、」
必死に体に酸素を入れようと口をパクパクとする
「あはっ♡かわいいね。Aくん♡」
ドクドクと脈打つ心臓を抑えるように
胸の部分を強く握り締める
まともに酸素が入らず苦しんでいると
「暴れないでね〜」
ななもり。が僕の口にキスをし
まるで人工呼吸をするかのように
吸った空気を喉の奥に押し込める
「んっ!!!ふうっ、んゆっ、」
ななもり。が口を離すとすぐに
ジェル先輩が僕の口にキスをした
勿論2人に間髪入れずに
空気を入れられると疲れ始めてきた
「んー?眠いんか?なら寝てええで」
このジェル先輩の声を最後に
僕の意識は暗い中に沈んでいった
タグでランキング見てると
結構上の順位にいて草
次回もお楽しみに!!
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かき氷(プロフ) - りむさん» コメントありがとうございます。復帰次第頑張ります!! (2020年10月31日 21時) (レス) id: fa63f0708e (このIDを非表示/違反報告)
りむ - あ、僕っ子じゃなくて男ですよ?よく間違えられますけども…。 (2020年10月31日 19時) (レス) id: 0e29be4cf7 (このIDを非表示/違反報告)
りむ - 僕の大好きな感じのお話に久しぶりに出会いました…!問題の解決、ゆっくりと待っていますね。お体を壊さない程度に頑張ってくださいよ! (2020年10月31日 19時) (レス) id: 0e29be4cf7 (このIDを非表示/違反報告)
かき氷(プロフ) - 蕾舞@名前変えました(by輪廻)さん» 生きて僕の作品を見ていって下さいw (2020年9月27日 19時) (レス) id: fa63f0708e (このIDを非表示/違反報告)
蕾舞@名前変えました(by輪廻) - じぇるころ推しなので、最高です、もう死んでもいいかと、 (2020年9月27日 10時) (レス) id: 85e439ad9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かき氷 | 作成日時:2020年9月13日 21時