８０ 体育館裏の2人・・・。【蘭丸side】 ページ17
【蘭丸side】
俺は、本気で走っている。
・・・そのはずなのに。
たしかに、サッカー塔から体育館は十分に遠い。
・・・でも、こんなに離れてたか？
蘭丸「なんでこんなに広いんだよ・・・雷門中」
俺は、小さく、毒づいた。
そのまま、心の中でAのことを祈りながら、
雷門の広さを呪いながら・・・
それでやっと体育館が見えてきたところだ。
「霧野っ！！」
後ろから、追ってくるように声が聞こえた。
思わず振り向く・・・。
蘭丸「・・・小暮咲」
後ろにいたのは小暮咲。
こいつも、肩で息をしている。
なんだかんだでこいつってAと仲いいよな。
Aと席が近いのと、
1年の時同じクラスだったのもあって、よく話してる。
＿＿＿＿そんなに、Aが心配かよ。
レント「体育館の裏だ、行くぞ」
・・・お前も行くのかよ。
なんとなくいらっとするが、そんなこと言えない。
レント「霧野・・・
俺にイライラしてる顔だな」
ふっと笑いながら、俺を見る小暮咲。
レント「『Aは』お前に任せる」
は・・・・？
聞き返そうとしたところで、
小暮咲が、自分の唇に人差し指を当てて体育館裏を指差した。
俺と、小暮咲は、体育館裏をのぞく形になる。
＿＿＿＿いた。
美羽とA・・・・・。
美羽は、Aの手首をつかんで、
Aに、何か言っている。
蘭丸「あいつっ・・・＿＿＿＿」
俺が飛び出そうとしたところで、小暮咲に抑えられた。
蘭丸「何すんだよ、小暮咲」
レント「・・・せっかちだな、霧野」
ぼそぼそと話す俺達。
一生懸命頑張って、
やっと小暮咲の手を振り払ったところだった。
「それでもいい・・・」
Aの小さな声が、体育館裏に、響いた。
俺は、動きを停止した。
A「私は・・・
気持ちがどうであっても、変わらない・・・・。
向こうがたとえ誰を思っていてもかまわない。
私は・・・・
＿＿＿＿＿蘭丸が好き・・・！！！」
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魔香乃☆うさぎ(プロフ) - ｃｃ★@ぴくしぶやってますさん» おひさーw神じゃないよ(｀・ω・´)どうもありがとwwwww (2014年5月25日 17時) (
レス) id: 484a49bd95 (このIDを非表示/違反報告)
ｃｃ★@ぴくしぶやってます(プロフ) - 魔香乃☆うさぎ＠復帰しますた。さん» 大丈夫だよ!神作だかr((← 返信遅れてごめんね; (2014年5月25日 17時) (レス) id: 7dfeea8291 (このIDを非表示/違反報告)
魔香乃☆うさぎ＠復帰しますた。(プロフ) - ヤマトストロングさん» あははー、結局レントくんまさかの重要人物ですからねー笑 (2014年4月20日 16時) (レス) id: 6e5fb49e86 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマトストロング(プロフ) - 裏切られたのは、俺の予想でした！まさか、あんな展開になろうとは！ (2014年4月20日 16時) (レス) id: 3442d817ee (このIDを非表示/違反報告)
魔香乃☆うさぎ＠復帰しますた。(プロフ) - 重野 黄さん» ありがとうございます！！番外編もよかったらお願い致します！ (2014年4月3日 12時) (レス) id: 1cfcdfa0ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔香乃☆うさぎ@一周年！ | 作者ホームページ：http
作成日時：2013年8月20日 13時
