一瞬の休息１ ページ41
in夢主
もうすぐ日が沈みそうな中、私達A組はようやく宿泊施設に着いた。
皆ボロボロのヘラヘラだ…
私も下手に魔術やサーヴァント達の力を使えない分、神経が削られている。
集中しすぎて頭痛い…
瀬「何が三時間ですか…」
切「腹減った…」
マ「悪いね。私達ならって意味、アレ」
やっぱり…広すぎるもん…
砂「実力差自慢の為か…」
砂藤くんがげっそりしながら言うと水色ネコさんが笑った。
ピ「でも正直もっとかかると思ってた。
私の土魔獣が思ったよりも簡単に攻略されちゃった。
良いよ…特に君ら」
そう言って私達の方に指を差す。
周りには出久くん、勝己くん、轟くん、飯田くんもいる。
ピ「そこ4人、躊躇の無さは経験値によるものかしら？」
あれ？私の事じゃないのか、
と思ってたら水色ネコさんが今度はこっちに歩いてきた。
ピ「三年後が楽しみ！ツバつけとこー！！」
そう言って4人にツバをかける。
え…えっ…！！？
戸惑っていると水色ネコさんは今度は私を指さした。
ピ「それに貴方、最後まで集中力を切らさず、最適な個性を使い続けた。
凄いわね！」
「あ…りがとうございます？」
急に名指しで褒められて驚く。
ツバが飛んでこないかと身構える。
が、ツバは飛んでこずに水色ネコさんは元居た位置に戻っていた。
何だったんだ…？
出「その子はどなたかのお子さんですか？」
1人で首をひねっていると出久くんが1人の男の子について尋ねていた。
赤色ネコさんの甥っ子だそうだ。
「…え？？」
出久くんが握手を求めて挨拶していた。
いたはずだ…
頭が痛すぎて幻覚を見たんだろうか…？
だって、男の子が出久くんのあそこにパンチを決めたから
出久くんの絶叫に幻覚じゃないことが分かった。
飯田くんは丁寧にリアクションを返していたが、もう付き合いたくない…頭痛い…
爆「おい、動けカス」
額に手を当てて目を閉じていたらいつの間にか相澤先生が指示をしていたらしい。
勝己くんが呼びに来てくれた。
爆「ほら、オマエの荷物」
足元には私のキャリーバッグ
「持ってきてくれたの？」
勝己くんが？あり得ない、
遂に本物の幻覚が見え始めたのか
爆「んなわけあるか！！
オマエの荷物が居座ってて俺の荷物が取れなかっただけだ！！」
相変わらずの大声で頭がぐらぐらする。
爆「ほら、荷物持て。行くぞ」
勝己くん手を引いて施設の中まで連れて行ってくれる。
優しいなぁ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 481人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RAiN - マイフレンドが好き？しかもアスクレピオスも好き？同士ですか！握手しましょう(ｽｯ (2020年4月24日 14時) (
レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なのはさん» 映画の事でしたか！失礼しました。映画の方は小説も円盤も持っていないので書くかは未定なんです。多分書かないかなと思っています。 (2019年12月18日 17時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - いいえ、二人の英雄はヒロアカのムービーです。 (2019年12月17日 19時) (レス) id: f0491c9bba (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります！「二人の英雄」については存じ上げないので、多分どなたかと勘違いされてませんか？ (2019年12月17日 18時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、二人の英雄も書きください。 (2019年12月16日 17時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白 | 作成日時：2019年3月13日 18時
