職場体験・後３ ページ3
in夢主
職場体験2日目の朝。
昨日はこんなことになってるとは全く想像できなかった。
この怒涛の展開が少し昔に似ていて懐かしい。
蘭「今日の予定ですが、午前中は現地の警察、ヒーローからの情報収集。午後からは街の見回りに…というのが元のスケジュールなのですが、昨日のアレの件もありますし、私とギルガメッシュ殿ははほぼ使い物にならないような気がします。」
朝食、皆、昨日のことで学んだのか、それとも寝起きだからなのか大分ラフな格好だ。
蘭陵王が丁寧に今日の予定を教えてくれる。少しげっそりしてる気もするが…
ギ「そこでだ、我とセイバー2騎が朝から見回りに、アーチャーとアサシン２騎で情報収集、これが効率的だと思うのだが、どう思う、雑種？」
手を顎に当てて少し考える。
確かに王様の言うとおりに行動するのが妥当だろう、しかし今回の作戦の目的はもっと別のところにある…だからこそ…
「式は人気のないところを見て回って、そっちの方がいい…ですよね、王様？」
私がそう尋ねれば、王様は満足そうに頷いた。どうやら試されていたらしい。
式「そうだな、俺はヒーロー免許持ってないし、妥当だろ。」
パンをかじりながら淡々と答える式は少しワクワクして見えた。
「ダメだよ、殺したりしたら。」
さりげなく注意しても、手をヒラヒラさせて、全く意に返さずさらっと流された。
モ「で、マスターはどこに加わるんだ？」
「私は職場体験ってことで来てるから、ヒーローの仕事を見なきゃだからね、モーさん達と一緒に動くよ！」
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夜、それぞれ分かったことをまとめようと私の部屋に集まった。
分かったことを一言でまとめると、
「んー、収穫なし！！…ヒーローも見回り強化したくらいだね。」
その言葉に蘭陵王と小太ちゃんがシュンとする。
蘭風「「申し訳ありません！主」」
2人がそろって頭を下げてくるが謝られても困る。
「仕方ない、ヒーロー殺しが一枚上手らしいし、そもそもこの社会の包囲網でも捉えきれてない相手なんだから、むしろこんなにすぐに情報が集まるわけないよ。」
笑って言えば、王様が頷いて話し出した。
「そもそも、警察もヒーローも当てにしておらん、今回はカルデアのアピールと雑種の存在をちらつかせることが目的で会いに行ったようなものだ。何かわかれば逆に驚いたものよ。」
そう言って高笑いを始める。
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RAiN - マイフレンドが好き？しかもアスクレピオスも好き？同士ですか！握手しましょう(ｽｯ (2020年4月24日 14時) (
レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なのはさん» 映画の事でしたか！失礼しました。映画の方は小説も円盤も持っていないので書くかは未定なんです。多分書かないかなと思っています。 (2019年12月18日 17時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - いいえ、二人の英雄はヒロアカのムービーです。 (2019年12月17日 19時) (レス) id: f0491c9bba (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります！「二人の英雄」については存じ上げないので、多分どなたかと勘違いされてませんか？ (2019年12月17日 18時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、二人の英雄も書きください。 (2019年12月16日 17時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2019年3月13日 18時
