職場体験・後２ ページ2
in夢主
モ「んー、うめー！！」
お好み焼きを囲みながらの団欒。
どこの会社帰りのサラリーマンだ、思わずそう突っ込みたくなるような光景だ。
しかしメンバーは全員、女性なのだからある意味異様な光景だろう。
ブッブッ
通知音が鳴ったのでスマホを確認するが…
「何だ、公式のヤツか…」
がっかりしていれば、お好み焼きを焼いてた式がこっちに話を振ってきた。
式「何だ、マスター。彼氏からの連絡待ちか？」
「違うよ。クラスメイトの一人が保須で職場体験なの、連絡とってみようと思ったんだけど、返信が無くてね。」
笑って言えば、隣に座っているモーさんに派手に背中を叩かれた。
モ「何だよ、つれねーな。そこはウソでも彼氏っていう所だろうがよ！マスター！」
あまりにも遠慮なしに叩くので、もしやと思い、隣を見ると案の定
「こら、モーさん！お酒のんじゃだめでしょ！！」
3人でワチャワチャしてればお店のおばさんがくすくす笑ってきた。
式「すみません、騒がしくて。」
式があやまるとおばさんはいいのいいのといって話し始めた。
おば「いいのよ。最近はヒーロー殺しの出現で街の中が物騒でね。ヒーローも仕事帰りに飲む、なんてことなくなっちゃってね。皆、顔が怖くなっちゃって、でも、ヒーローが笑ってなきゃ街もにぎわないのよね〜。あんた達が騒いでくれるとこっちも楽しいわ。」
おばさんは陽気に話す。
確かに店内を見てみるとここは商店街の入り口という集客が見込める場所の割には空席がちらほらある。
きっといつもそこにはヒーロー関係の人たちが座っているんだろう。
・
式「何か皮肉だな。」
お好み焼き屋からの帰り道、2人で酔いつぶれたモーさんを抱えながら歩いていると式が唐突に呟いた。
「何が？」
不思議に思って聞くと式は空を見ながら言い出した。
式「ヒーロー殺しが動くとさ、そこの街の犯罪率、いっきに下がるんだよ。ヒーローが意識が引き締まるんだろ。ホントに皮肉だよな。」
黒曜石の瞳には星空がうつっていて何も読み取れない。
「そんなことは…あるか…」
初夏の風が頬を撫でた。
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RAiN - マイフレンドが好き？しかもアスクレピオスも好き？同士ですか！握手しましょう(ｽｯ (2020年4月24日 14時) (
レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なのはさん» 映画の事でしたか！失礼しました。映画の方は小説も円盤も持っていないので書くかは未定なんです。多分書かないかなと思っています。 (2019年12月18日 17時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - いいえ、二人の英雄はヒロアカのムービーです。 (2019年12月17日 19時) (レス) id: f0491c9bba (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります！「二人の英雄」については存じ上げないので、多分どなたかと勘違いされてませんか？ (2019年12月17日 18時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、二人の英雄も書きください。 (2019年12月16日 17時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2019年3月13日 18時
