１１話 ページ11
国見君が私を好きになったことを教えてくれた。
嬉しかった。ただ嬉しかった。
A「私が国見君のこと好きになる前から好きでいてくれて凄く嬉しかった。」
国見「俺もAが俺のことを好きでいてくれたって知ってすごく嬉しかった。」
その気持ちだけで充分じゃないか。
だって私は国見君が好き。
ただ傍にいたいだけ。
科学の赤い糸でつながっていなくても私たちは運命の赤い糸で結ばれているはずだから。
この気持ちは嘘じゃない。
この恋は嘘じゃないから。
A「帰るね。これ以上いたら私、ショートしちゃいそう。」
国見「送るよ。」
A「家、すぐそこだから大丈夫。ありがとう。また明日ね。」
国見君と別れて角を曲がると待っていた白布さん。
白布「Aさんの家に呼ばれてるんです。家の場所よくわからなかったから。」
A「そうなんですか。こっちです。」
白布「寒くないですか？もうすぐ５月になるのに今日は少し冷えますね。」
A「そうですね。ここから白鳥沢ってちょっと遠かったんじゃないですか？」
白布「そこそこ距離はありましたけど俺の家この辺なんですよ。俺自身は白鳥沢の寮に入ってるんですけど。」
A「白鳥沢すごいですもんね。でも今年のインターハイは絶対負けませんよ。」
白布「こっちだって負けません。俺にとって一番かっこいいバレーなんです。白鳥沢は。」
白布さんにとって一番かっこいいバレー。
私にとっての一番かっこいいバレーは国見君の体力温存バレー。
最後の方に一生懸命にボールを追う国見君が凄くかっこいいんだ。
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レモン - えっどうなったんですか！？気になります!!ちなみに私は、白布が好きです♪ (2018年12月31日 10時) (
レス) id: a851855cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんらん | 作成日時：2018年12月4日 10時
