私たち結婚しました

ウギョル44 ページ44

Daniel side




ヌナが窓側、俺が通路側に座った



ｿﾖﾝ「そっちで良かったの？」



ﾀﾞﾆｴﾙ「うん、俺こっちのが脚伸ばせて好きなんだよね」



ｿﾖﾝ「あ！ソラちゃんと一緒だ！脚長いからなんだよね〜」





俺が通路に放り投げた右脚を見て『うらやましい〜』ってつぶやくヌナ



国民が嫉妬するスタイルの持ち主が何を言うか(笑)




ｿﾖﾝ「なんかあれみたいで楽しいね！あー、(遠足)って韓国だとなんて言うんだろう」




ﾀﾞﾆｴﾙ「ん？」




ｿﾖﾝ「ほら、小学生の時とかお弁当持って遠くまで行くでしょ？」




ﾀﾞﾆｴﾙ「あー、遠足か！」




ｿﾖﾝ「うん、たぶんそれ(笑)座席とか決めるの楽しかったな〜」



ﾀﾞﾆｴﾙ「俺の小学校は先生が決めてたよ」




ｿﾖﾝ「そうなの？！じゃあ好きな子と隣とか出来なかったの？」




ﾀﾞﾆｴﾙ「いつも男だった」




ｿﾖﾝ「それは残念(笑)」




いいんだ、いま好きな子の隣に座れてるから、それで。





ｿﾖﾝ「おやつあれば完璧だったのにな〜」



なんて言う横顔が可愛すぎて、ぽっぺツンツンしてみた




ｿﾖﾝ「なに？(笑)」




ﾀﾞﾆｴﾙ「かわいいな〜って思って」




ｿﾖﾝ「簡単にそういうこと言わないの//」




ペシって俺の手軽く叩くヌナもかわいい



触れてる肩が妙に嬉しくて、そこから気持ち伝わりそうな気がして、『俺は中学生か！』って自分にツッコンだ




ｿﾖﾝ「さっきさ、オンニと何話してたの？」




ﾀﾞﾆｴﾙ「あ〜食器片付けてた時？」




ｿﾖﾝ「うん」




正直に答えるべきか否か...





ﾀﾞﾆｴﾙ「ヌナのこと」



嘘ではないもんな



ｿﾖﾝ「わたし？」



ﾀﾞﾆｴﾙ「うん、ヨンジさんがねヌナのことよろしくって」




ｿﾖﾝ「変な事言ってなかった？」




ﾀﾞﾆｴﾙ「言ってないよ〜(笑)ヌナはヒョンと何話してたの？」




ｿﾖﾝ「う〜んもちろんジソンさんもニエルよろしくって、あと人生相談かな」




ﾀﾞﾆｴﾙ「それ為になった？(笑)」




ｿﾖﾝ「なったよ〜？」




ﾀﾞﾆｴﾙ「今日はJJ先輩にも会えたし、楽しかったな〜」




ｿﾖﾝ「...そうだね〜」




小さく呟いてヌナは真っ暗な窓の外をみる

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