十八話 ページ19
木兎さんとも仲直りできたし、だいぶスッキリした気分だ。
さて、やることは粗方終わった訳だし、何をしようかな
そんなことを考えながら歩いていたら
仁「あっ!怜さん!!やっと見つけた…!」
仁花ちゃんが話しかけてくれた。
でもなんだか様子がおかしい。
『ど、どうしたの?そんなに慌てて…』
根拠はないけど、なんか嫌な予感がした。
仁「あ、あの!怜さんのお父さんが…!!」
私たちは急いで体育館に向かった。
その体育館というのは今朝、電気の調子が悪かった体育館だ。
跳ね返るほど勢いよく扉を開ける
『お父さんっ!』
息を切らしながら倒れている父に駆け寄る
?「風下さん!っすみません…俺らが来た時にはもう…」
?「この様子だと、この脚立から落ちたのだと思います。
ですが、なぜこんな所で脚立を立てる必要があったのでしょうか」
ジャージから察するに白鳥沢の方。
『多分、ここの電気の調子が悪くて直そうとしたんだと思います…
とっ、取り敢えず救急車をっ…!』
?「もう呼んでます」
『ありがとうございます…!』
手際が良い…!助かります!
?「救急車が来るまでまだ時間はあります。出来ることはしましょう
あんま動かさないようにしねえと…」
そう言ってタオルを左右に置き、首を動かさないように固定
慣れた手つきだな。すごい
そして数分後、救急車が来てお父さんは運ばれた
お母さんも一緒に病院に向かった
残ったのは、私と仁花ちゃんと、白鳥沢のお二人
『お父さん…お父さん…!』
今にも泣きそうになる
仁「怜さん!大丈夫ですよ!」
『あ、ありがとう…ごめん。お母さんも行っちゃったし、私がしっかりしないと…』
でも、大丈夫だろうか…これでもアルバイト。洗濯、掃除は殆ど母がやっているし…
一人でどうにか出来る人数じゃない。
やばい…だんだん不安になってきた
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水無月のぞみ - 『頼見』って白鳥沢のもう1人のセッターだよね?それなら『瀬見』だよ。 (11月2日 19時) (レス) @page20 id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 如月さん» 有難うございます!!更新じゃんじゃんしていきますね! (8月21日 21時) (レス) id: d40e46e539 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - とっても面白かったです(*´﹃`*)続きが気になります!応援してます! (8月21日 20時) (レス) @page30 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
rann(プロフ) - Wolf @ 元フェアリーさん» コメントありがとうございます!とても励みになります!更新頑張るので、これからもこの作品をよろしくお願いいたします! (8月21日 1時) (レス) id: 22b59ed309 (このIDを非表示/違反報告)
Wolf @ 元フェアリー(プロフ) - お母さん買収って言っちゃってる・・・w お話凄い好きです!無理しない程度で頑張って下さい! (8月20日 16時) (レス) @page2 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にんにくん x他2人 | 作成日時:2023年8月9日 16時