十七話 ページ18
三人から逃げて、入った誰もいない部屋の扉を閉めながら安堵の声を漏らす
『はあっ、はあ、びっくりしたあああ…』
葉「あれっ？お姉さん何でここにいるの？」
『へっ？あっ、すみません！』
誰もいないと思った部屋は梟谷の大部屋だった
しかも木兎さんとの一件があってからだし…気まず…
猿「息切れ大丈夫？まーゆっくりしてって」
『すみません本当…』
とりあえず、呼吸が落ち着くまでいさせてもらおう
赤「大丈夫ですか？水飲みます？」
赤葦さんが話しかけてくれた
『は、はい。ありがとうございます。』
水を受け取り、少しずつ呼吸を整える
『はあぁ…(もう大分落ち着いてきたな…)
皆さんありがとうございました。失礼しｍ「まっ…待ってくれ！」
そう言うと、手首をがっしりとした手でつかまれる
多分声的に木兎さんだ
木「お姉さん！あの時は本当にゴメン！！お願い聞いてくれるのも取り消し！」
振り返ると、手のひらを顔の前で合わせ、前のめりな姿勢で謝ってくれている木兎さんがいた。
木「嫌だったよな…本当にごめんなさい！」
今にも涙が溢れそうな目で見つめてくる
木兎さんの目元を拭きながら答えた
『大丈夫ですよ。
一応お客様と、従業員。お友達じゃないことを理解してくれているならばっちりです！』
でも、あの力強いぎゅーは、吃驚したけど…嫌ではなかったし…
『では、失礼します。
お部屋貸していただいて、ありがとうございました。
ではまた後程』
木兎side
最初お姉さんが入ってきたとき、謝らなきゃ。
と思った
でも、中々踏み出せなかった
『失礼します。』
お姉さんが出て行ってしまう！
謝れるのは今しかないと思い、精一杯謝った
そうして溢れそうな涙を拭いながら
優しい言葉で答えてくれた
でも…
な、なんだ最後のおおおおおお！？
『…力強いぎゅーは、‥‥‥嫌ではなかったし…』
だと！？ボソっとだったから少ししか聞き取れなかったけど、多分こんなこと言ってた！
木「やばいな…アイツ…」
口元を隠して悶える
赤「あれを無自覚でやってるんですから…ほんっと、恐ろしい人ですよ」
あかーしいつの間に聞いてたのか…
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水無月のぞみ - 『頼見』って白鳥沢のもう１人のセッターだよね？それなら『瀬見』だよ。 (11月2日 19時) (
レス) @page20 id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 如月さん» 有難うございます！！更新じゃんじゃんしていきますね！ (8月21日 21時) (レス) id: d40e46e539 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - とっても面白かったです(*´﹃｀*)続きが気になります！応援してます！ (8月21日 20時) (レス) @page30 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
rann(プロフ) - Wolf @ 元フェアリーさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！更新頑張るので、これからもこの作品をよろしくお願いいたします！ (8月21日 1時) (レス) id: 22b59ed309 (このIDを非表示/違反報告)
Wolf @ 元フェアリー(プロフ) - お母さん買収って言っちゃってる･･･w お話凄い好きです！無理しない程度で頑張って下さい！ (8月20日 16時) (レス) @page2 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にんにくん x他2人 | 作成日時：2023年8月9日 16時
