恩返しは行動で (ページ26)

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Jr時代３ページ26

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それから俺ら4人は死に物狂いで関西Jrのトップになった

後輩も出来てほんまに俺ら頑張ったんやなって思う

「千葉くん！待ってましたよ！一緒にレッスンしましょう！！」

「僕も一緒にやります！」

よく俺らとレッスンを受け取るんはJr1身長の小さい錦戸亮くんとギターが弾けるらしい安田章大くん

錦戸くんは俺とすばるくんの歌声に憧れてるらしく俺に凄い懐いとる
安田くんはダンスも上手いし歌声も綺麗でなんでも器用にこなす天才肌の子

「千葉くん！今日はどんなレッスンなんですか？」

『んー…すばるくん次第やなー』

まぁ今日はレッスン言うても俺らの個人練習なんやけどな
錦戸くんからしたらあれもレッスンになるみたいでどんな練習でもキラキラした顔で見てる
俺とすばるくんの歌を聴いてニコニコしとる

「ほらあれが千葉やで」

「あの人が…」

「あんま近づかん方がええで」

俺に聞こえるように話してんな…後輩にそんなこと言うて恥ずかしくないんかな
最近入ってくる子は俺らの活躍を見てる子がほとんどだから気に食わないんやろうな

同期の中にはもう辞めたやつも居るらしい。
それでも辞めないでレッスンをやってるやつも多いんやけどな
そんでその8割が俺の事を嫌いな奴ら。同期に嫌われすぎちゃうか俺

2人に嫌な思いはさせたくないからはよここから離れるか
将来先輩が怖いとかトラウマ植え付けたないし

『錦戸くん、安田くん。すばるくんたち待ってるからはよ行くで〜』

「…なんも知らへんくせに偉そうにすんなや」

小さい声でそう聞こえた

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