王子様のキス......【蘭マサ♀】 (ページ24)

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殴られ……狩屋side ページ24

何日かたったある日……

霧野先輩と付き合っていることは学校中に広まっていた。

まああれだけそばにいれば分かるだろう……

そのお昼休み……

？「狩屋さん、ちょっといいかしら？」

話しかけてきたのは、拓海先輩の次にモテる東条さんとその他2人。

狩屋「……何ですか？」

東条「少しついて来て頂けるかしら？」

そして体育館の裏に着くと

狩屋「……あのなんです「霧野くんと別れてくださらない？」

は？

東条「あなたが居ると霧野くんに告白できないのよね」

狩屋「や、そんなこと言われても…」

東条「私も霧野くんのことが好きなの。そういうことだから別れてくれないかしら？」

何言ってんの？この人

狩屋「どうして東条さんに別れろなんて言われないといけないんです？
そんなに霧野先輩のことが好きなら私から奪うつもりでアピールすればいいんじゃないんですか？」

ｶﾞｼｯ

狩屋「!!!!!!」

すると腕をつかまれた。

ﾄﾞｶｯ

お腹を殴られ、顔も殴られた。

狩屋「っ……何すんだ！！」

東条「だからあなたが邪魔なのよ。
あなたが霧野くんと別れるまで毎日いいことしてあげますわよ？」

狩屋「私と霧野先輩が別れてあんたと霧野先輩は両思いにナルっていうの？？」

東条「うるさいっ!!!!」

狩屋「霧野先輩があんたを好きじゃなかったらいいないじゃん！！！」

東条「でもやめないわよ？あなたが霧野くんと別れるまでね？」

その後もずっと殴られ続けた

殴られたからって霧野先輩と別れるつもりなんてない………。