手を繋ぎたい ページ23
狩屋「付き合ってること、他の人には言わないでくださいね?」
部活終わりの下校中、突然狩屋はそう言った
霧野「何でだ?」
狩屋「部活ならいいですけど、霧野先輩ってモテるから、私なんかと付き合ってるってなったら大騒ぎです」
霧野「そうか?」
狩屋「今一緒に歩いてるさえ誰かに見られたら学校中に広まりますし」
狩屋は少し淋しいような顔で言った
霧野「一緒に帰るのやめるか?」
狩屋「!?!?え、えと、それは........」
すごく慌てた狩屋がすごく可愛い
霧野「バレたらバレたでいいじゃないか」
狩屋「............そーですね」
俺たちは付き合って1週間がたつ
俺は今思っていることは、手を繋ぎたい、ということだ
手を繋ぎたいとか言って繋ぐのも何かあれだし、急に繋ぐのもなー........
そう思っているとふいに狩屋と俺の手があたった
狩屋「////す、すいません」
霧野「い、いや」
霧野「あのさ、狩屋」
狩屋「は、はい//」
霧野「手繋ぎたい」
狩屋「//////////////」
一瞬にして狩屋の顔が赤くなった
狩屋「わ、私も、繋ぎたいって思ってました///」
ま、マジかよ//俺まで照れるし//
霧野「じゃあ(ギュッ」
狩屋「!!!!!(ビクッ」
狩屋の温もりが伝わってくる、沈黙している空気でさえ手を繋いでいたら幸せになる。
狩屋の心臓もドキドキしているだろう
俺の心臓もドキドキしている。
もっと一緒にいたい
狩屋とずっと一緒に........
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作者名:沙柚木 | 作成日時:2013年9月1日 14時