Fantastic◆ActionーTFー【ファンタビ】

85:ホグワーツ 5←3.31更新 ページ39

A「あ、スキャマンダーくん。一人、ここに呼びたい人がいるんだけど…大丈夫？」





Aは胸の前で手を合わせる。




この数週間の間に、Aは我を取り戻すように明るくなっていった。





ニュート「大歓迎だよ」





ニュートが笑顔で言うと、Aの後ろから少女が頭を出した。





A「彼女は、リタ・レストレンジちゃん。スリザリンで、成績優秀らしいよ」





茶髪に茶色の目。




気の強そうな人だ。





リタ「A、こんなところで寄り道してたの？」





どうやら、リタとAは前々から知り合いだったようだ。




A「リタは、入学当初、私に話しかけてくれて、色々教えてくれたんだ」





リタは恥ずかしそうにAの背中を叩く。





褒められるのは慣れてないらしい。





それから、魔法動物の世話はこの三人でやることになった。






Aの言葉使いのおかげで、魔法動物の気持ちがより明確になり、リタのおかげで学校のテスト対策は万全になり、ニュートのおかげで魔法動物は次々と独り立ちしていった。






あの頃は本当に楽しかった。





本当に…。

86:リタとユスフ→←84:ホグワーツ 4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す